バドミントンラケット 中学生中級者向け!上達につながる選び方とおすすめモデル

ラケット選びとレビュー

部活にも慣れてきて、「もっと上手くなりたい!」という気持ちが高まってくる中学生の中級者プレイヤーの皆さん。バドミントンがどんどん楽しくなってくる時期ですよね。

そんな皆さんが次のステップへ進むために、とても重要になるのがラケット選びです。初心者向けのラケットから卒業し、自分のプレースタイルに合った一本を見つけることで、今まで抜けなかったスマッシュが打てるようになったり、苦手だったレシーブが安定したりと、プレーの質が格段に向上します。

この記事では、バドミントンラケットを初めて自分で選ぶ中学生の中級者の皆さんに向けて、ラケット選びの基本的なポイントから、プレースタイル別のおすすめモデルまで、分かりやすく解説していきます。自分にぴったりのパートナーを見つけて、さらなる高みを目指しましょう!

 

バドミントンラケット 中学生の中級者が知るべき選び方の基本

中学生の中級者にとって、ラケット選びは上達するための非常に重要な要素です。初心者用のラケットが「誰にでも扱いやすい」ことを重視しているのに対し、中級者向けのラケットは、より自分のプレースタイルを強化するために、様々な特徴を持っています。 ここでは、ラケット選びで失敗しないために、必ずチェックしておきたい基本的な3つのポイント、「重さ」「バランス」「シャフトの硬さ」について詳しく見ていきましょう。

ラケットの「重さ(U)」を知ろう

バドミントンラケットの重さは「U」という単位で表記され、数字が大きくなるほど軽くなります。 一般的に、中学生の中級者には3U(平均85〜89g)や4U(平均80〜84g)がおすすめです。

軽いラケット(4Uや5U)は操作性に優れており、振り抜きやすいため、速いラリーでのレシーブやドライブ、ネット前の細かなプレーがしやすくなります。 長時間の練習でも腕が疲れにくいというメリットもあります。 一方で、重いラケット(3Uなど)は、スイングのパワーをシャトルに伝えやすく、重いスマッシュを打ちたい攻撃型のプレイヤーに向いています。

ただし、筋力がまだ発達途中の場合は、重すぎるラケットを選ぶとスイングスピードが落ちてしまったり、肩や肘を痛める原因になったりすることもあるので注意が必要です。 まずは4Uを基準に、自分の体力や目指すプレースタイルに合わせて選んでみましょう。

重さの表記 平均重量 特徴 こんな人におすすめ
3U 85g~89.9g パワーを乗せやすい 筋力に自信があり、力強いショットを打ちたい攻撃型プレイヤー
4U 80g~84.9g 操作性とパワーのバランスが良い 標準的な重さで、オールラウンドにプレーしたいプレイヤー
5U 75g~79.9g 非常に軽く、操作性が高い 速い展開やネットプレーを得意としたいプレイヤー、力の弱い女子選手

ショットに影響する「バランス」を理解する

ラケットの重心がどこにあるかを示すのが「バランス」です。これはプレースタイルに大きく影響するポイントで、「ヘッドヘビー」「ヘッドライト」「イーブン」の3種類に分けられます。

  • ヘッドヘビー:ラケットの先端(ヘッド)側に重心があり、遠心力を利用してパワフルなスマッシュを打ちやすいのが特徴です。 後衛で攻撃の起点を作りたいシングルスプレイヤーや、ダブルスの後衛選手に向いています。
  • ヘッドライト:グリップ側に重心があり、ラケットの操作性が高いのが特徴です。 振り抜きが素早くなるため、レシーブやドライブなど、速い展開に対応しやすく、ダブルスの前衛プレイヤーにおすすめです。
  • イーブン:重心がラケットの中間にあるタイプで、ヘッドヘビーとヘッドライトの中間の性能を持ちます。 攻撃と守備のバランスが良く、クセがないため、どんなプレーもそつなくこなしたいオールラウンダーや、まだ自分のプレースタイルが定まっていない選手にも適しています。

自分の得意なプレーや、これから伸ばしていきたいプレーを考えてバランスを選ぶことが、上達への近道になります。

打球感を左右する「シャフトの硬さ」

シャフトとは、フレームとグリップをつなぐ細い棒の部分のことで、この硬さ(しなり具合)がショットの飛びやコントロール性能に影響します。 シャフトの硬さは、主に「硬い」「普通」「柔らかい」で表現されます。

柔らかいシャフトは、しなりが大きいため、シャトルを楽に遠くまで飛ばすことができます。 スイングの力がまだ十分でないプレイヤーでも、シャフトの反発力を利用してクリアーを奥まで飛ばせるのがメリットです。 球持ちが良い(シャトルがガットに当たる時間が長い)ため、タイミングが取りやすいのも特徴です。

一方、硬いシャフトは、しなりが少ない分、スイングのパワーがダイレクトにシャトルに伝わります。 スイングスピードが速いプレイヤーが使うと、コントロールしやすく、威力のあるショットが打てます。 しかし、自分の力でシャトルを飛ばす必要があるため、スイングスピードが遅いと、逆に飛ばしにくく感じてしまうこともあります。

中学生の中級者の場合、まずは「普通」から「少し柔らかめ」のシャフトを選ぶのが一般的です。 そこから、自分のスイングスピードやパワーに合わせて、より硬いものに挑戦していくと良いでしょう。

【プレースタイル別】中学生中級者におすすめのバドミントンラケット

自分に合ったラケットを選ぶには、自分のプレースタイルを理解することが大切です。ここでは、「攻撃型」「守備・スピード型」「バランス型」の3つのタイプに分け、それぞれにおすすめのラケットを紹介します。

攻撃型(後衛)におすすめのラケット

スマッシュを武器に、後衛からどんどん攻めていきたいアタッカータイプには、ヘッドヘビーバランスのラケットがおすすめです。ラケットの重さを利用して、角度のある重いスマッシュを打ち込みましょう。

  • YONEX アストロクスシリーズ(ASTROX)
    • アストロクス99 GAME: トップ選手も使用するアストロクス99の性能を、中級者向けに扱いやすくしたモデルです。ヘッドヘビーで力強いスマッシュが打てるのが特徴です。
    • アストロクス88D GAME: ダブルスの後衛向けに設計されたモデルです。スマッシュに威力があり、レシーブのコントロールもしやすいと評判です。 シングルスでも幅広く使えます。
    • アストロクス33: これから攻撃的なプレーを身につけたい選手におすすめの一本です。シャフトが柔らかめに設計されているため、ヘッドヘビーでも扱いやすく、シャトルを楽に飛ばすことができます。

守備・スピード型(前衛)におすすめのラケット

レシーブでしっかり守り、ドライブやプッシュなど速い展開で勝負したいプレイヤーには、操作性に優れたヘッドライトバランスのラケットが適しています。素早いラケットワークで相手を翻弄しましょう。

  • YONEX ナノフレアシリーズ(NANOFLARE)
    • ナノフレア700: 振り抜きが良く、弾きも良いため、スピード感のあるショットが打ちやすい人気のラケットです。 操作性が高いため、ダブルス・シングルス問わず高いパフォーマンスを発揮できます。
    • ナノフレア400: ヘッドライトで非常に操作性が良く、体が大きくない選手や筋力が少ない選手でも扱いやすいモデルです。
    • ナノフレア200: 初心者から中級者まで幅広く対応できるモデルで、軽くて振りやすく、シャトルを楽に飛ばせるのが特徴です。

バランス型(オールラウンダー)におすすめのラケット

攻撃も守備もこなすオールラウンドなプレーを目指すなら、イーブンバランスのラケットが最適です。クセがなく扱いやすいため、さまざまなショットに対応できます。

  • YONEX アークセイバーシリーズ(ARCSABER)
    • アークセイバー7 PRO: イーブンバランスでシャフトの硬さは「普通」。コントロール性能が高く、狙った場所に正確にシャトルを運べます。レシーブが苦手な選手にもおすすめです。
    • アークセイバー1: 初心者から中級者向けのモデルで、柔らかいシャフトが特徴です。クリアが飛びやすく、扱いやすいラケットです。
  • MIZUNO アルティウスシリーズ(ALTIUS)
    • アルティウス 01 SPEED: 球持ちと反発性を両立させ、速い展開に対応できるラケットです。 操作性が高く、初心者から上級者まで幅広く使えるモデルとして人気があります。

ラケット選びで後悔しないための注意点

自分に合ったラケットを見つけるためには、スペックだけでなく、他にもいくつか知っておきたいポイントがあります。購入してから「思っていたのと違った…」とならないように、以下の点もチェックしておきましょう。

グリップの太さ(G)もチェックしよう

ラケットの握る部分であるグリップの太さも、操作性に影響する大切な要素です。グリップサイズは「G」という記号で表され、数字が大きくなるほど細くなります。

一般的に中学生には、標準的な太さであるG5や、少し細めのG6がおすすめです。 手の大きさには個人差があるため、実際に握ってみてしっくりくるものを選ぶのが一番です。 グリップが細いと、手首を使った細かな操作がしやすくなります。逆に太いと、力を入れて握りやすく、力強いショットが打ちやすくなります。 購入後にオーバーグリップテープを巻くことで太さの調整も可能なので、迷ったら細めのものを選んでおくと調整しやすいでしょう。

「GAME」や「PRO」モデルの違いとは?

ヨネックスのラケットには、同じシリーズ名で「PRO」「TOUR」「GAME」「PLAY」といったグレードが展開されていることがあります。これは、同じコンセプトの設計思想で、対象となるプレイヤーのレベルに合わせて素材や性能を調整したモデル群です。

  • PRO: トップ選手向けの最上位モデル。最高の素材と技術が使われていますが、性能を引き出すには高い技術が求められます。
  • TOUR: PROモデルに次ぐ上級者向けモデル。
  • GAME: 中級者向けに設計されたモデルです。 PROモデルのコンセプトを継承しつつ、より扱いやすいようにバランスやシャフトの硬さが調整されています。 価格もPROモデルより手頃なため、中学生の中級者に最適なグレードと言えます。
  • PLAY: 初心者向けのモデルです。

憧れの選手が使っている「PRO」モデルに惹かれる気持ちも分かりますが、まずは自分のレベルに合った「GAME」モデルから試してみるのが、上達への確実な一歩となるでしょう。

ガットのテンション(張りの強さ)も重要

ラケット本体だけでなく、ガットをどれくらいの強さ(テンション)で張るかも、打球感に大きく影響します。テンションは「ポンド(lbs)」という単位で表されます。

低いテンション(18〜20ポンド程度)で張ると、ガットがたわみやすくなり、トランポリンのようにシャトルを弾き返してくれるため、楽に飛ばすことができます。 しかし、コントロールはしにくくなる傾向があります。

高いテンション(21ポンド以上)で張ると、打球面が硬くなり、シャトルとガットの接触時間が短くなるため、コントロール性能が向上します。 スイングスピードが速いプレイヤーは、パワーをロスなくシャトルに伝えることができます。ただし、シャトルを飛ばすには相応のパワーが必要です。

中学生の中級者の場合、まずは18〜23ポンドあたりで張ってみるのがおすすめです。 そこから、自分のパワーや求める打球感に合わせて少しずつ調整していくと、自分に最適なテンションが見つかるはずです。

上達を目指す中学生中級者のためのバドミントンラケット選びのまとめ

バドミントンの中級者になった中学生がさらに上達するためには、自分のプレースタイルやパワーに合ったラケットを選ぶことが非常に重要です。

ラケット選びの基本は、「重さ(U)」「バランス」「シャフトの硬さ」の3つのポイントを理解することです。重さは4Uを基準に、パワーを求めるなら3U、操作性を重視するなら5Uを選びましょう。バランスは、攻撃的ならヘッドヘビー、守備やスピード重視ならヘッドライト、両方をこなしたいならイーブンが適しています。シャフトは、まずは「普通」から「柔らかめ」を選ぶと失敗が少ないでしょう。

また、グリップの太さや、ラケットのグレード(中級者には「GAME」モデルがおすすめ)、ガットのテンションもプレーに大きく影響します。これらの要素を総合的に考えて、自分にぴったりの一本を見つけることができれば、プレーの質は格段に向上し、バドミントンがもっと楽しくなるはずです。

この記事を参考に、ぜひ自分だけの最高のパートナーを見つけて、次のレベルへとステップアップしてください。

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