バドミントン中級者向けラケットの選び方!上達を加速させる一本を見つけよう

ラケット選びとレビュー

バドミントンを始めてしばらく経ち、「もっと強いスマッシュが打ちたい」「もっと正確なコントロールがしたい」と感じていませんか?初心者用のラケットからステップアップし、自分のプレースタイルに合った一本を見つけることは、さらなる上達への大きな一歩です。

中級者向けラケットは、初心者向けと比べて選択肢が格段に増え、重さやバランス、シャフトの硬さなどを細かく選べるようになります。 しかし、種類が豊富なだけに「どれを選べばいいかわからない」と悩んでしまう方も多いでしょう。

この記事では、バドミントン中級者の方が自分に最適なラケットを見つけられるよう、選び方の重要なポイントから、プレースタイル別のおすすめ、主要メーカーの特徴まで、やさしく丁寧に解説していきます。あなたにぴったりのラケットを見つけて、バドミントンの楽しさをさらに深めていきましょう。

 

  1. バドミントン中級者向けラケットの選び方【5つの重要ポイント】
    1. ポイント1:ラケットの重さ(U表記)を理解する
    2. ポイント2:バランスポイントでプレースタイルに合わせる
    3. ポイント3:シャフトの硬さでショットの質を変える
    4. ポイント4:フレーム形状の違いを知る
    5. ポイント5:素材や搭載テクノロジーにも注目する
  2. 初心者用ラケットから卒業!中級者モデルとの違いとは?
    1. 操作性重視からパワー・コントロール性能重視へ
    2. 素材の進化と価格帯の変化
    3. 自分に合ったカスタマイズ(ガット選び)の重要性
  3. 【プレースタイル別】バドミントン中級者におすすめのラケット
    1. パワフルなスマッシュで攻める攻撃型(ドライブ・スマッシュ主体)
    2. 正確なコントロールで試合を組み立てる守備型(クリア・レシーブ主体)
    3. 攻守のバランスが取れたオールラウンド型
  4. 【主要メーカー別】人気の中級者向けラケットシリーズを紹介
    1. YONEX(ヨネックス):世界トップシェアを誇る王道
    2. MIZUNO(ミズノ):日本ブランドならではの高品質
    3. GOSEN(ゴーセン):ガットメーカーとしての強み
    4. VICTOR(ビクター):勢いのある海外ブランド
  5. ラケット購入後のステップアップ!ガットとグリップの選び方
    1. ガットの種類とテンション(張りの強さ)
    2. グリップテープの種類と役割
    3. 試打をして最終決定しよう
  6. まとめ:最適なバドミントン中級者ラケットで、プレーの質を次のレベルへ

バドミントン中級者向けラケットの選び方【5つの重要ポイント】

バドミントン中級者向けのラケット選びは、テニスや他のラケットスポーツと同様に、自分のプレースタイルや技術レベルに合わせて慎重に行う必要があります。初心者用のラケットが「誰でも扱いやすい」ことを重視しているのに対し、中級者向けはより専門的な性能が求められます。 ここでは、ラケット選びで失敗しないために押さえておきたい5つの重要なポイントを解説します。

ポイント1:ラケットの重さ(U表記)を理解する

バドミントンラケットの重さは「U」という単位で表記され、数字が大きくなるほど軽くなります。 一般的な重さの目安は以下の通りです。

表記 平均重量 主な使用者
3U 85g~89.9g パワーヒッター、上級者
4U 80g~84.9g 中級者~上級者の主流
5U 75g~79.9g 初心者、女性、ジュニア
中級者の方には、パワーと操作性のバランスが良い「4U(約80〜84g)」が最もおすすめです。 ある程度のパワーがあり、速いラリーにも対応しやすいのが特徴です。

スマッシュの威力をさらに高めたいパワーヒッターの方や、シングルスを主戦場とする方は「3U(約85〜89g)」も選択肢に入ります。 重いラケットは遠心力を利用してパワフルなショットを打ちやすい反面、長時間のプレーでは腕に負担がかかりやすいというデメリットもあります。 逆に、軽いラケットは操作性に優れ、素早いラケットワークが可能ですが、相手の強打に押し負けやすい側面も持ち合わせています。 自分の体力やプレースタイルを考慮して、最適な重さを見つけましょう。

ポイント2:バランスポイントでプレースタイルに合わせる

ラケットの重心がどこにあるかを示す「バランスポイント」は、プレースタイルに直結する非常に重要な要素です。 大きく分けて3つのタイプがあります。

  • ヘッドヘビー:
    重心がラケットの先端(ヘッド)側にあるタイプです。 遠心力が働きやすく、スマッシュなどの攻撃的なショットで威力を発揮します。 後衛で力強いショットを打ちたい攻撃型のプレイヤーにおすすめです。 ただし、操作性はやや劣るため、素早い切り返しが求められる場面では扱いにくさを感じることもあります。
  • ヘッドライト:
    重心がグリップ側にあり、ヘッドが軽く感じられるタイプです。 操作性に非常に優れており、素早いラケットワークが可能になります。 ダブルスの前衛でのプッシュやドライブ、レシーブなど、速い展開に対応しやすいのが特徴です。 パワーは乗せにくいですが、繊細なネットプレーやディフェンスを重視するプレイヤーに向いています。
  • イーブン:
    重心がラケットの中心にある、最もバランスの取れたタイプです。 攻撃と守備、どちらのプレーにも対応しやすく、クセがないため幅広いプレースタイルにマッチします。 どんなプレーもそつなくこなしたいオールラウンダーや、まだ自分のプレースタイルが定まっていない方におすすめです。 初心者用ラケットからの中級者向けへの移行としても、扱いやすいタイプと言えるでしょう。

ポイント3:シャフトの硬さでショットの質を変える

ラケットのフレームとグリップをつなぐ「シャフト」の硬さも、打球感やシャトルの飛びに大きく影響します。

  • 硬いシャフト:
    スイングした際のしなりが少なく、打球感がダイレクトに伝わりやすいのが特徴です。スイングスピードが速いプレイヤーが使うと、パワーをロスなくシャトルに伝え、コントロールしやすく、シャープで速いショットを打つことができます。 しかし、スイングスピードが遅いとシャフトをしならせることができず、シャトルが飛ばないと感じることがあります。ある程度の筋力と技術が求められるため、中級者から上級者向けの仕様です。
  • 柔らかいシャフト:
    スイングすると大きくしなり、その反発力でシャトルを遠くまで飛ばすことができます。 少ない力でも楽にクリアを飛ばせるため、パワーに自信がない方や女性にもおすすめです。 しなりが大きい分、打球のタイミングがやや遅れるため、速いタッチには向きませんが、シャトルをしっかりくわえ込んで運ぶような感覚が得られます。
中級者の方が最初に選ぶなら、「普通」の硬さから試してみるのが良いでしょう。そこから、もっとシャープな打感が欲しければ「硬め」、もっと楽に飛ばしたければ「柔らかめ」へと調整していくのがおすすめです。

ポイント4:フレーム形状の違いを知る

ラケットの顔ともいえるフレームの形状は、主に2種類あります。

  • アイソメトリック型(主流):
    現在のラケットの主流となっている、フレームの上部が四角に近い形状です。この形状により、ストリングの縦糸と横糸の長さが均一に近づき、スイートスポット(芯)が広くなるという大きなメリットがあります。芯を外しても比較的コントロールしやすく、安定したショットが打ちやすいため、初心者から上級者まで幅広く愛用されています。ヨネックスが開発した形状で、多くのメーカーがこの形を採用しています。
  • オーバル型(伝統的な形状):
    伝統的な卵型の形状です。アイソメトリック型に比べてスイートスポットは狭くなりますが、その分、芯で捉えた時にはパワーが一点に集中し、鋭い打球を生み出すことができます。正確なミート技術が求められるため、上級者やこだわりを持つプレイヤーに選ばれることがあります。

これからラケットを選ぶ中級者の方には、ミスショットを減らし、安定したプレーを目指せるアイソメトリック型が断然おすすめです。ほとんどの現行モデルがこの形状を採用しているため、選択肢も豊富です。

ポイント5:素材や搭載テクノロジーにも注目する

現代のバドミントンラケットは、単なるカーボンだけでなく、様々な先進素材やテクノロジーが搭載されています。 例えば、ヨネックスの「ナノメトリック」やミズノの「Mフュージョン」といった高弾性・高強度のカーボン素材は、フレームの反発力や強度を高めています。

また、各メーカーは独自のテクノロジーでラケットの性能を追求しています。

  • ヨネックス「ローテーショナルジェネレーターシステム」: フレームの上部、ジョイント部、グリップエンドの3か所に重量を配分することで、スムーズな振り抜きと連続攻撃を可能にします。
  • ミズノ「ビヨンドフォースシステム」: 柔らかい打球感と高い反発性を両立させ、しなやかなシャフトが生み出すパワーを最大限に引き出します。
  • ゴーセン「インフェルノフレーム」: 独特のねじれたフレーム形状が、強力なスマッシュとキレのある打球を生み出します。

これらのテクノロジーは、打球感や振り抜きやすさ、ショットの威力に直接影響します。カタログや公式サイトで、気になるラケットにどんな技術が使われているかをチェックしてみるのも、ラケット選びの楽しみの一つです。

初心者用ラケットから卒業!中級者モデルとの違いとは?

基礎的なショットが一通り打てるようになり、試合の楽しさが分かってきた中級者にとって、ラケットのステップアップは技術向上のための重要なターニングポイントです。初心者用ラケットと中級者向けラケットには、明確な違いがあります。

操作性重視からパワー・コントロール性能重視へ

初心者用ラケットは、「軽くて」「シャフトが柔らかく」「楽にシャトルを飛ばせる」ことを最優先に設計されています。 まずはバドミントンの楽しさを知り、ラリーを続けられるように、扱いやすさが重視されているのです。

一方、中級者向けラケットは、ある程度のスイングスピードや筋力が身についていることを前提としています。 そのため、楽に飛ばすことよりも、「より速いスマッシュを打つためのパワー」「狙ったコースに沈めるためのコントロール性」「速いラリーに対応するための操作性」といった、より高度な要求に応えられる設計になっています。 自分の意思を正確にシャトルに伝え、多彩なショットを打ち分けるための性能が備わっているのが、中級者モデルの大きな特徴です。

素材の進化と価格帯の変化

性能の違いは、使われている素材にも表れます。初心者向けラケットには、アルミや比較的安価なカーボン素材が使われることが多いです。 これに対し、中級者向けモデルでは、より反発性が高く、強度に優れた高弾性カーボン素材が使用されます。 さらに、振動吸収性を高める素材や、強度を高めるためのタングステンなどがフレームに組み込まれることも少なくありません。

こうした高性能な素材や複雑な製造工程が反映されるため、価格帯も変わってきます。初心者向けが1万円前後から手に入るのに対し、中級者向けは1万円台後半から2万円台が中心となります。 これは、上達のために必要な性能への投資と考えることができるでしょう。

自分に合ったカスタマイズ(ガット選び)の重要性

初心者用ラケットの多くは、購入時にすでにガットが張られている「張り上げ済み」の状態で販売されています。これは、すぐにプレーを始められる手軽さがある反面、ガットの種類や張りの強さ(テンション)を選ぶことはできません。

しかし、中級者向けラケットは、基本的にフレームのみで販売されています。これは、プレイヤー自身が自分のプレースタイルや好みに合わせて、ガットとテンションを自由に選ぶことが前提となっているためです。
ガットには反発性を重視した「反発系」、コントロール性を高める「コントロール系」、切れにくさを重視した「耐久系」など様々な種類があります。 テンションも、高く張れば打球感が硬くなりコントロール性が増し、低く張ればシャトルが飛びやすくなります。このガット選びが、ラケットの性能を最大限に引き出す上で非常に重要になります。

【プレースタイル別】バドミントン中級者におすすめのラケット

ラケットのスペックを理解したら、次は自分のプレースタイルに当てはめてみましょう。ここでは、代表的な3つのプレースタイル別に、どのようなラケットが適しているかを解説します。

パワフルなスマッシュで攻める攻撃型(ドライブ・スマッシュ主体)

後衛から力強いスマッシュを打ち込み、試合の主導権を握りたい攻撃型プレイヤー。あなたの武器は、相手を追い詰めるパワーです。

このスタイルには、ヘッドヘビーバランスで、シャフトが硬めのラケットが最適です。 ヘッドの重みが遠心力を生み出し、スマッシュの威力と重さを格段にアップさせてくれます。 硬めのシャフトは、速いスイングでもパワーを逃さずシャトルに伝え、球威のあるドライブやプッシュを可能にします。相手のレシーブを弾き、連続攻撃で得点を狙うスタイルを強力にサポートしてくれるでしょう。

  • おすすめの組み合わせ: ヘッドヘビー × 硬めのシャフト
  • 代表的なシリーズ: YONEX「アストロクス」シリーズ

正確なコントロールで試合を組み立てる守備型(クリア・レシーブ主体)

相手の強打を粘り強く拾い、正確な配球で相手を揺さぶり、ミスを誘って得点する守備型プレイヤー。あなたの持ち味は、コートカバーリングの広さと、クレバーな試合運びです。

このスタイルには、ヘッドライトバランスで、シャフトが柔らかめ〜普通のラケットが適しています。 ヘッドが軽いため操作性が高く、相手のスマッシュに対する素早い反応や、コンパクトなスイングでのレシーブが可能になります。 柔らかめのシャフトは、体勢が崩れた場面でもしなりを使って楽にクリアを奥まで返す手助けをしてくれます。素早いラケットワークで相手の攻撃をいなし、チャンスを待つ堅実なプレーを支えます。

  • おすすめの組み合わせ: ヘッドライト × 柔らかめ〜普通のシャフト
  • 代表的なシリーズ: YONEX「ナノフレア」シリーズ

攻守のバランスが取れたオールラウンド型

スマッシュも打てれば、レシーブもこなす。状況に応じて攻撃と守備を使い分けるバランス型のプレイヤー。シングルスでもダブルスでも、安定したパフォーマンスを発揮するのがあなたの強みです。

このスタイルには、イーブンバランスで、シャフトが普通の硬さのラケットが最もマッチします。 クセのないバランスで、スマッシュからレシーブ、ネット前の繊細なプレーまで、あらゆるショットを高いレベルでこなすことができます。 攻撃に転じたい時にはしっかりとシャトルを叩け、守備に回ればスムーズなラケットワークで対応できます。特定の性能に特化していない分、どんな状況にも対応できる汎用性の高さが魅力です。

  • おすすめの組み合わせ: イーブン × 普通のシャフト
  • 代表的なシリーズ: YONEX「アークセイバー」シリーズ、MIZUNO「アルティウス」シリーズ

【主要メーカー別】人気の中級者向けラケットシリーズを紹介

ラケット選びでは、メーカーごとの特徴を知ることも大切です。ここでは、国内で人気の主要メーカーと、その代表的な中級者向けシリーズを紹介します。

YONEX(ヨネックス):世界トップシェアを誇る王道

世界のトッププレイヤーの多くが使用する、バドミントン界のリーディングカンパニーです。 豊富なラインナップと革新的なテクノロジーで、あらゆるレベルのプレイヤーのニーズに応えています。

  • アストロクス(ASTROX)シリーズ: パワーを重視したヘッドヘビーモデル。スマッシュでガンガン攻めたい攻撃型プレイヤーに人気です。中級者向けには「アストロクス100ゲーム」などがあります。
  • ナノフレア(NANOFLARE)シリーズ: 振り抜きの良さと操作性を追求したヘッドライトモデル。速いラリー展開を得意とするプレイヤーにおすすめです。「ナノフレア700」は中級者に非常に人気が高いモデルです。
  • アークセイバー(ARCSABER)シリーズ: 球持ちの良さとコントロール性を重視したイーブンバランスモデル。「アークセイバー11プロ」は、しなやかな打球感で precise なショットを可能にします。

MIZUNO(ミズノ):日本ブランドならではの高品質

長年培ってきた高い技術力で、高品質なラケットを製造している日本の総合スポーツメーカーです。打球感の良さに定評があります。

  • アルティウス(ALTIUS)シリーズ: 球持ちと反発性を両立させたシリーズ。コントロールを重視しつつ、しっかりとした打ちごたえを求めるプレイヤーに合います。「アルティウス 01 FEELS」などが中級者に人気です。
  • フォルティウス(FORTIUS)シリーズ: パワーを重視した設計が特徴のシリーズ。ミズノ独自のフレーム設計で、パワフルなショットを生み出します。

GOSEN(ゴーセン):ガットメーカーとしての強み

元々はガットメーカーとして有名ですが、ラケット開発にも力を入れています。他メーカーにはない独創的なフレーム形状やコンセプトが特徴です。

  • インフェルノ(INFERNO)シリーズ: ねじれたような特殊なフレーム形状が特徴で、強力なパワーと攻撃的なプレーをサポートします。
  • グングニル(GUNGNIR)シリーズ: シャフトのしなりと復元力を極限まで高め、強いスマッシュを生み出すことに特化したシリーズです。

VICTOR(ビクター):勢いのある海外ブランド

台湾発のブランドで、近年世界のトップシーンで存在感を増しています。シャープなデザインと高性能なラケットで人気を集めています。

  • オーラスピード(AURASPEED)シリーズ: その名の通り、スイングスピードを追求したシリーズ。素早い振り抜きで、ドライブやプッシュなどの速い展開で力を発揮します。
  • スラスターK(THRUSTER K)シリーズ: パワーを重視した攻撃型シリーズ。ヘッドヘビー設計で、重いスマッシュを打ちたいプレイヤー向けです。

ラケット購入後のステップアップ!ガットとグリップの選び方

自分に合ったラケットフレームを見つけたら、次はその性能を最大限に引き出すためのカスタマイズです。特にガットとグリップは、プレーの質に直接影響する重要な要素です。

ガットの種類とテンション(張りの強さ)

中級者向けラケットは、自分に合ったガットとテンションを選ぶことで真価を発揮します。

ガットの種類:
ガットの素材はナイロンが主流ですが、その中でも構造によって特性が異なります。

  • マルチフィラメント: 細い繊維を束ねた構造で、柔らかい打球感とホールド感(球持ち)が特徴です。 コントロールを重視するプレイヤーにおすすめです。
  • モノフィラメント: 太い一本の芯を持つ構造で、硬めの打球感と高い反発力が特徴です。スマッシュなどのスピードを重視するプレイヤーに向いています。

ゲージ(太さ):
ガットの太さは「ゲージ」と呼ばれ、mm単位で表されます。

  • 細いゲージ(約0.61mm~0.66mm): 反発力が高く、打球音も良くなりますが、耐久性は低くなります。
  • 太いゲージ(約0.67mm~0.70mm以上): 耐久性が高く、切れにくいですが、反発力はやや劣ります。
    中級者には、反発性とコントロール性のバランスが良い0.65mm前後のゲージが人気です。

テンション(張りの強さ):
テンションはポンド(lbs)で表され、数値が高いほど強く張られていることを意味します。

  • 高いテンション(22ポンド以上): 球離れが速く、コントロールしやすくなります。スイートスポットは狭くなり、飛ばすにはパワーが必要です。
  • 低いテンション(21ポンド以下): ガットがたわみやすく、トランポリン効果で楽にシャトルを飛ばせます。打球感は柔らかくなりますが、コントロールはやや難しくなります。

中級者の方は、まず20〜23ポンドあたりで張ってみて、そこから自分の感覚に合わせて調整していくのがおすすめです。

グリップテープの種類と役割

ラケットと体を唯一つなぐ部分がグリップです。グリップテープを巻くことで、握りやすさを調整し、パフォーマンスを向上させることができます。

  • ウェットタイプ: しっとりとした感触で、手に吸い付くようなフィット感が特徴です。滑りにくく、多くのプレイヤーに愛用されています。
  • ドライタイプ: サラサラとした感触で、汗をよく吸収します。手汗をかきやすい人におすすめです。
  • タオルグリップ: タオル地のグリップで、吸汗性に非常に優れています。厚みがあるため、握り心地が大きく変わります。

グリップの太さも重要で、細すぎると力が入りにくく、太すぎるとラケット操作がしにくくなります。 アンダーラップを巻くことで、自分好みの太さに微調整することも可能です。

試打をして最終決定しよう

ラケットのスペックやレビューを参考にするのは非常に重要ですが、最終的には実際に打ってみた感覚(フィーリング)が最も大切です。重さやバランスの数値が同じでも、メーカーやモデルによって振り抜きの感覚は全く異なります。

可能であれば、スポーツ用品店の試打サービスを利用したり、チームメイトのラケットを少し借りてみたりして、購入前に一度振ってみることを強くおすすめします。自分にとって「振りやすい」「しっくりくる」と感じるラケットこそが、あなたにとって最高のパートナーとなるでしょう。

まとめ:最適なバドミントン中級者ラケットで、プレーの質を次のレベルへ

バドミントン中級者にとって、ラケット選びは単なる道具選びではなく、自分のプレースタイルを見つめ直し、さらなる上達を目指すための重要なプロセスです。

この記事では、ラケット選びの基本となる「重さ」「バランス」「シャフトの硬さ」といったポイントから、プレースタイル別のおすすめ、そしてガットやグリップの重要性までを解説しました。

  • 自分のプレースタイルを分析し(攻撃型、守備型、オールラウンド型)、それに合ったラケットの特性(ヘッドヘビー、ヘッドライト、イーブン)を選ぶ。
  • スペックだけでなく、可能であれば試打をして、自分の感覚に合う一本を見つける。
  • ラケットが決まったら、ガットの種類やテンションにもこだわり、性能を最大限に引き出す。

これらのポイントを押さえて選んだラケットは、きっとあなたのプレーを新たなステージへと導いてくれるはずです。最適な一本を手に、これまで以上にバドミントンを楽しんでください。

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