バドミントンの練習量を増やしたいけれど、消耗品であるシャトル(羽根)のコストは気になりますよね。特にたくさん打ちたい初心者や、上達を目指す熱心なプレーヤーにとって、シャトルの出費は悩みの種です。そんな中、100円ショップ、特に「キャンドゥ」で手に入るバドミントン羽根が注目されています。
「100均の羽根で本当に練習になるの?」「本格的なシャトルと何が違うの?」「すぐ壊れてしまわない?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、バドミントン上達を考えている方に向けて、キャンドゥの羽根の品質や特徴、練習での具体的な活用法を詳しく解説します。ダイソーやセリアといった他の100均商品との比較も交えながら、コストを抑えて効率的にスキルアップするためのヒントをお届けします。
100均キャンドゥの羽根とは?品質と特徴をチェック

バドミントンのスキルアップを目指す上で、練習量を確保することは非常に重要です。しかし、シャトルは消耗品であり、特に本格的な水鳥羽根は高価なため、コストが大きな負担となることも少なくありません。そこで選択肢として挙がるのが、キャンドゥをはじめとする100円ショップで販売されている羽根です。ここでは、まずキャンドゥの羽根がどのようなものなのか、その基本的な品質と特徴について見ていきましょう。
キャンドゥで手に入るバドミントン羽根の種類
キャンドゥでは、バドミントン用のシャトルが非常にリーズナブルな価格で販売されています。 公式オンラインストアでは「バドミントンシャトル4P」といった商品があり、その名の通り4個入りのシャトルが110円(税込)で手に入ります。 レクリエーションやちょっとした練習で使うには十分な数が入っており、気軽に購入できるのが最大の魅力です。
店舗によっては、ラケットとシャトルがセットになった商品が置かれていることもあります。 これからバドミントンを始めてみたいという初心者の方や、親子で気軽に楽しみたいという方にとっては、まず試してみるのに最適な商品と言えるでしょう。ただし、在庫状況は店舗によって異なるため、お近くの店舗で確認することをおすすめします。
素材と構造(ナイロン製が基本)
100円ショップで販売されているシャトルの羽根部分は、そのほとんどがナイロン(プラスチック)素材で作られています。 これはキャンドゥのシャトルも同様で、天然の水鳥の羽根を使用した本格的なシャトルとは素材が根本的に異なります。
先端の打球部分(コルク)も、本格的なシャトルが天然コルクや高品質な圧縮コルクを使用しているのに対し、100均のものは比較的安価な素材でできています。 この素材と構造の違いが、打球感や飛行性能、そして耐久性に大きく影響してきます。ナイロン製の羽根は、水鳥の羽根に比べて一体成型されているため、羽根が一枚一枚折れるというよりは、スカート部分が裂けたり、変形したりすることで劣化していきます。
本格的な水鳥羽根との違い
バドミントンの公式な試合で使われるのは、ガチョウやアヒルの羽根を使った水鳥羽根シャトルです。 これとキャンドゥのナイロンシャトルには、いくつかの明確な違いがあります。
| 項目 | 100均ナイロンシャトル(キャンドゥ等) | 本格的な水鳥羽根シャトル |
|---|---|---|
| 素材 | ナイロン(プラスチック) | 水鳥の羽根(ガチョウ、アヒル) |
| 飛行性能 | 飛行軌道が直線的になりがち | 鋭く飛び、その後減速して落ちる |
| 打球感 | 硬めで、重い感触 | 軽快で、シャープな感触 |
| 耐久性 | 高い(特にミスショットに強い) | 低い(羽根が折れやすい) |
| 価格 | 非常に安い(1個あたり約27.5円~) | 高い(1個あたり150円~400円以上) |
キャンドゥの羽根はバドミントン上達に役立つ?練習での活用法

100均の羽根、特にキャンドゥで手に入るシャトルが、本格的な水鳥羽根と異なることはご理解いただけたかと思います。では、これらの安価なシャトルは、バドミントン上達を目指す人にとって本当に役立つのでしょうか?結論から言うと、使い方次第で非常に有効な練習ツールになります。ここでは、キャンドゥの羽根を練習にどう活かすか、そのメリット・デメリットを踏まえながら具体的な方法を提案します。
メリット:コストを抑えて練習量を増やせる
バドミントン上達の最も重要な要素の一つは、反復練習による技術の習得です。クリア、ドロップ、スマッシュ、ヘアピンなど、各ショットの精度を高めるには、とにかくたくさんシャトルを打つことが欠かせません。しかし、高価な水鳥羽根シャトルを練習で大量に消費するのは、経済的な負担が大きくなります。
キャンドゥの羽根最大のメリットは、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。1個あたり30円以下という価格は、水鳥羽根の数分の1から十数分の1です。 この価格なら、シャトルの破損を気にすることなく、心ゆくまで練習に打ち込むことができます。特に、シャトルを大量に消費するノック練習や、フォーム固めのための基礎打ちなどでは、その威力を最大限に発揮するでしょう。
デメリット:打球感や飛行性能の違い
一方で、デメリットも理解しておく必要があります。前述の通り、ナイロン製のシャトルは水鳥羽根とは打球感や飛行性能が大きく異なります。 ナイロンシャトルは打った感触が重く、水鳥羽根のような「シャープに弾く」感覚は得にくいです。
また、飛行軌道が山なりになりがちなため、ネット際の繊細なショット(ヘアピンやロブ)や、鋭く沈むカット、スマッシュの練習にはあまり向いていません。これらのショットをナイロンシャトルで練習しすぎると、水鳥羽根を使ったときに感覚のズレが生じ、かえってフォームを崩してしまう可能性も考えられます。この感覚のズレが、100均羽根を練習で使う際の最大の注意点と言えるでしょう。
おすすめの練習メニュー
キャンドゥの羽根のメリット・デメリットを踏まえた上で、バドミントン上達に効果的な練習メニューを紹介します。大切なのは、練習内容によってシャトルを使い分けることです。
- 基礎打ち(ウォーミングアップ)
ハイクリアやドライブなど、大きくシャトルを飛ばす基礎打ちの初期段階では、100均の羽根で十分です。体を温め、基本的なフォームを確認する目的と割り切って使いましょう。 - フットワーク練習を伴うノック
コート内を動き回りながらシャトルを打ち返す、いわゆる「ノック練習」は、シャトルを大量に消費します。特に初心者のうちはミスショットも多く、水鳥羽根ではすぐにダメになってしまいます。 耐久性の高い100均の羽根は、こうした練習に最適です。 シャトルの質よりも、まずは正しいフットワークを身につけることに集中できます。 - 壁打ち
自宅の壁などを利用した自主練習でも、100均の羽根は活躍します。打球音も比較的静かなため、近隣への配慮もしやすいでしょう。ラケットの面を正しく当てる感覚を養うのに役立ちます。
試合が近い時期や、より実践的な練習(パターン練習やゲーム形式)を行う際は、試合で使われるものに近い水鳥羽根シャトルを使用することをおすすめします。 普段の基礎練習や体力作りのための練習では100均の羽根を使い、コストを節約。そして、試合感覚を養いたいときには水鳥羽根に切り替える、というハイブリッドな練習方法が、上達への近道です。
他の100均(ダイソー・セリア)の羽根との比較

キャンドゥだけでなく、ダイソーやセリアといった他の大手100円ショップでもバドミントンの羽根は販売されています。 バドミントン上達のために100均の羽根を活用するなら、それぞれの店舗の商品の特徴を知り、自分に合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、各社の羽根を比較し、その選び方のポイントを解説します。
ダイソーの羽根の特徴
ダイソーで販売されているバドミントンシャトルは、店舗によって品揃えが異なりますが、3個入りや5個入りといった複数のラインナップが見られます。 過去には5個入りの商品もあり、1個あたりの単価で考えると非常にコストパフォーマンスが高い時期もありました。 現在のオンラインストアでは3個入りの商品が掲載されています。
ダイソーのシャトルの特徴は、比較的頑丈な作りであるという声がある一方で、製品による個体差も指摘されています。 素材はポリエチレンやポリプロピレンといったプラスチック製で、基本的な構造は他の100均シャトルと大きくは変わりません。 カジュアルなレクリエーション用途での評価は高く、気軽にバドミントンを楽しむには十分な品質と言えるでしょう。
セリアの羽根の特徴
セリアでは、3個入りのシャトルが販売されていることが多いようです。 特徴的なのは、カラーリングです。ビビッドなピンク色など、視認性の高い色のシャトルが展開されていることがあり、特に屋外でのプレーや、子供との遊びで見失いにくいというメリットがあります。
また、セリアでは通常のシャトルに加えて、直径15cmほどの「ビックシャトル」というユニークな商品も販売されています。 これは、バドミントンを始めたばかりの小さなお子さんや、ラケットにボールを当てるのが苦手な初心者にとって、打つ楽しさを体験させてくれる良いアイテムです。上達を目指す本格的な練習には向きませんが、バドミントンへの興味を持つきっかけ作りとしては非常に面白い商品です。
3社の比較表と選び方のポイント
キャンドゥ、ダイソー、セリアのシャトルを比較してみましょう。なお、商品の内容は時期や店舗によって変動する可能性があるため、あくまで目安として参考にしてください。
| 店舗名 | 入り数(目安) | 1個あたりの価格(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| キャンドゥ | 4個 | 約27.5円 | バランスの取れた個数と価格。 |
| ダイソー | 3個 or 5個 | 約22円~36.7円 | 入り数のバリエーションがある可能性。比較的頑丈との声も。 |
| セリア | 3個 | 約36.7円 | カラーシャトルやビックシャトルなどユニークな商品も。 |
コスト最優先なら:ダイソーの5個入りなど、単価が最も安くなる商品を探すのがおすすめです。
練習量を重視するなら:キャンドゥの4個入りは、1パックあたりの個数が多く、練習のリズムを止めずに続けやすいでしょう。
*楽しさや視認性を求めるなら:セリアのカラーシャトルは、気分転換や屋外でのプレーに適しています。
どの100均のシャトルも、基本的な品質に大きな差はないと考えられます。 そのため、まずは近所の店舗で手に入るものから試してみるのが良いでしょう。実際にいくつか使ってみて、自分の打ち方や練習スタイルに合った「壊れにくい」と感じるものを見つけるのが、賢い選び方と言えます。
100均羽根を使う際の注意点と上達のコツ

100円ショップの羽根は、コストを抑えて練習量を確保するための強力な味方ですが、その特性を理解せずに使うと、かえって上達の妨げになる可能性もあります。ここでは、100均の羽根を練習に取り入れる際の具体的な注意点と、そのデメリットを補って上達につなげるためのコツを解説します。
耐久性はどれくらい?壊れやすい?
100均の羽根の耐久性については、「価格の割に丈夫」という意見と「すぐに壊れる」という意見の両方があります。 これは、製品の個体差や、打ち方、ラケットの当たる場所によって大きく変わるためです。
一般的に、ナイロン製のシャトルは水鳥羽根に比べて、ラケットのフレームで打ってしまったり、羽根の先端を打ってしまったりといったミスショットには強い傾向があります。 しかし、スマッシュのような強いショットを繰り返し打ち続けたり、スカート部分に負荷がかかるような打ち方をしたりすると、根元から折れたり、スカートが裂けてしまったりすることがあります。特に、スカート部分が変形すると、飛行性能が著しく落ちてしまいます。
耐久性については過度な期待はせず、「数回の練習で壊れる可能性もある消耗品」と割り切ることが大切です。その上で、コストメリットを最大限に活かすというスタンスでいるのが良いでしょう。
試合で使うシャトルとの感覚のズレをなくすには
100均の羽根を使う上で最も注意すべき点が、試合で使われる水鳥羽根シャトルとの感覚のズレです。 飛行速度、軌道、打球感が異なるため、100均の羽根だけで練習を続けていると、いざ試合で水鳥シャトルを打ったときにタイミングが合わなかったり、力の加減が分からなくなったりすることがあります。
このズレを解消するためには、以下の2点を意識することが重要です。
- 練習の締めくくりや試合前は水鳥シャトルを使う
練習の大部分を100均の羽根で行ったとしても、最後の10分〜15分や、試合が近い時期の練習では、必ず水鳥シャトルを打つ時間を作りましょう。これにより、水鳥シャトルの打球感や飛行特性を体に覚えさせ、感覚をリセットすることができます。 - 異なる特性を理解して打つ
「これはナイロンシャトルだから、少し飛ばない」「これは水鳥シャトルだから、シャトルが伸びる」というように、シャトルの特性を頭で理解しながら打つことも有効です。それぞれのシャトルに合わせた打ち方を意識することで、どちらのシャトルにも対応できる応用力が身につきます。
100均アイテムと併用したい練習グッズ
バドミントン上達のためには、シャトルだけでなく、他の練習グッズも効果的に活用したいところです。実は、100円ショップにはシャトル以外にもバドミントンの練習に役立つアイテムがたくさんあります。
- ラケット:100均のラケットは本格的な練習には不向きですが、親子でのレクリエーションや、ラケットの面に当てる感覚を養う初期段階の練習には使えます。
- マーカーコーン:フットワーク練習の際の目印として非常に便利です。コート内に設置し、正確なステップワークを身につける練習に役立ちます。
- グリップテープ:スポーツ用品店で買うよりも安価に手に入ることがあります。消耗品なので、100均で試してみるのも良いでしょう。
- トレーニング用品:ミニダンベルやトレーニングチューブなど、バドミントンに必要な筋力を鍛えるためのアイテムも揃っています。
これらのアイテムをシャトルと組み合わせることで、より多角的で効果的なトレーニングを、コストを抑えながら実践することが可能になります。
まとめ:100均キャンドゥの羽根を賢く使ってバドミントンを楽しもう

この記事では、「100均 羽根 キャンドゥ」というキーワードを元に、バドミントン上達を目指す方へ向けて、キャンドゥをはじめとする100円ショップのバドミントン羽根の活用法を解説しました。
重要なポイントは、100均の羽根(ナイロンシャトル)と本格的な水鳥羽根シャトルの特性の違いを正しく理解し、練習の目的に応じて賢く使い分けることです。
キャンドゥの羽根は4個入り110円(税込)など、圧倒的なコストパフォーマンスが魅力。
素材はナイロン製で、耐久性が高くミスショットに強い反面、飛行性能や打球感は水鳥羽根と大きく異なる。
コストを気にせず練習量を確保したい基礎練習やノック練習に最適。
試合で使う水鳥羽根との感覚のズレをなくすため、練習の最後や試合前には水鳥羽根を打つなどの工夫が必要。
* ダイソーやセリアにも特徴の異なるシャトルがあり、自分の目的に合わせて選ぶことができる。
100均の羽根は、決して「安かろう悪かろう」なだけの商品ではありません。そのメリットとデメリットをしっかりと把握し、練習メニューの中に戦略的に組み込むことで、シャトルのコストを気にすることなく、思う存分バドミントンに打ち込むことができます。これが、結果として上達への道を早めることにつながるのです。
ぜひ、お近くのキャンドゥで羽根を手に入れて、あなたのバドミントンライフをより豊かで効率的なものにしてください。


