バドミントンウェア規定とJBA(JBT)公認の確認方法をわかりやすく解説

バドミントンウェア規定とJBA(JBT)公認の確認方法をわかりやすく解説
バドミントンウェア規定とJBA(JBT)公認の確認方法をわかりやすく解説
ルールと初心者向け情報

バドミントンの大会に出場しようとした際、ウェアに「公認マーク」が必要だと言われて戸惑ったことはありませんか。公式戦に出るためには、日本バドミントン協会(JBA)が定めた厳しい競技規則を守る必要があります。せっかくお気に入りのウェアを買っても、規定外で試合に出られないという事態は避けたいものです。

この記事では、バドミントンウェアの規定やJBA(JBT)公認ウェアの調べ方、ロゴの大きさ、色などの細かいルールについて、初心者の方にもわかりやすくお伝えします。正しい知識を身につけて、安心して試合に臨める準備を整えましょう。自分にぴったりの、ルールに適合した一着を見つけるための参考にしてください。

  1. バドミントンウェア規定とJBA(JBT)公認をどこで見るか確認する方法
    1. 日本バドミントン協会の公式サイト内「競技規則」をチェック
    2. ウェアの襟元やタグにある「JBA公認マーク」を確認する
    3. メーカーのデジタルカタログや通販サイトの製品説明を見る
    4. 出場する大会の「大会要項」を熟読する
  2. JBA公認ウェアと非公認ウェアの具体的な違い
    1. 公式大会に出場するために不可欠な「審査合格品」の定義
    2. ロゴの大きさや個数に関する厳格な制限
    3. 色やデザインの制限と視認性の確保
    4. 素材や形状に関する機能面での決まり
  3. 大会の種類によって変わるウェアのルール
    1. 日本バドミントン協会が主催・主管する公式大会の場合
    2. 中学校・高校の部活動や高体連・中体連の独自ルール
    3. 社会人のオープン大会や市民大会での規定
    4. 団体戦と個人戦で異なるユニフォームの揃え方
  4. ウェア以外にもある!規定で注意すべきアイテム
    1. ボトムス(ショートパンツ・スカート)の長さとデザイン
    2. ソックス(靴下)の色や丈、ロゴの規定
    3. アンダーウェア(インナー)の露出制限
    4. シューズの公認マークと使用場所の注意点
  5. 失敗しないバドミントンウェアの選び方と注意点
    1. ゼッケンの取り付け位置とサイズを正確に把握する
    2. 広告やメーカーロゴの個数制限を把握する
    3. 最新の競技規則(年度更新)を必ずチェックする
    4. チームウェアを新調する際の相談先と進め方
  6. バドミントンウェアの規定やJBA公認に関するまとめ

バドミントンウェア規定とJBA(JBT)公認をどこで見るか確認する方法

バドミントンのウェアに関する規定は、主に公益財団法人日本バドミントン協会(JBA)が発行している競技規則に基づいています。多くの人が「JBT」と検索することもありますが、正確には「JBA」が管轄しています。まずは、どこを見れば正確な情報を得られるのかを整理していきましょう。

日本バドミントン協会の公式サイト内「競技規則」をチェック

最も信頼できる情報源は、日本バドミントン協会(JBA)の公式サイトです。サイト内には「競技規則」や「審査合格品リスト」が掲載されています。ウェアだけでなく、ラケットやシューズ、シャトルについての規定も網羅されているため、競技者なら一度は目を通しておきたい場所です。

特に「衣服および用具に関する規定」という項目には、ロゴの大きさや個数、配置場所などがセンチメートル単位で詳細に記されています。年度ごとに細かな改定が行われることもあるため、最新年度の規則を確認することが非常に重要です。公式サイトの検索窓に「ウェア規定」と入力すると、PDF形式の資料が見つかることが多いでしょう。

文字だけでは理解しにくい場合もありますが、最近では図解入りのガイドラインも公開されています。自分が持っているウェアが最新のルールに適合しているか不安なときは、この公式ドキュメントを「正解」として照らし合わせるのが一番の近道です。

日本バドミントン協会の公式サイトでは、毎年「競技規則本」が販売されています。審判資格を持つ人はもちろん、本格的に競技を続ける場合は手元に一冊持っておくと、遠征先や大会会場でもすぐに確認できて便利です。

ウェアの襟元やタグにある「JBA公認マーク」を確認する

実物で確認する最も簡単な方法は、ウェアそのものに付いている「公認マーク」を見ることです。JBA公認ウェアには、襟の内側のタグ付近や、裾の部分に小さなワッペンやプリントで「J.B.A. 公認」という文字とマークが刻まれています。これがあるウェアは、協会が定める審査をクリアしている証明となります。

お店でウェアを選ぶ際、このマークがあるかないかが、公式大会で着用できるかどうかの大きな分かれ道になります。ヨネックスやミズノといった主要なバドミントンメーカーの製品であれば、多くの場合、商品タグに「日本バドミントン協会審査合格品」と明記されています。

ただし、マークが付いていても、その後に自分で背面に大きなプリントを入れたり、チームロゴを追加したりすると、規定外となってしまう場合があります。マークはあくまで「そのウェア本体が審査をパスした状態」を指しているという点に注意が必要です。

メーカーのデジタルカタログや通販サイトの製品説明を見る

店舗に行く前に確認したい場合は、各スポーツメーカーが公開しているデジタルカタログが非常に役立ちます。カタログ内のウェア紹介ページには、必ずと言っていいほど「日本バドミントン協会審査合格品」といった記載や、専用のアイコンが表示されています。

最近のオンラインショップでも、検索フィルター機能を使って「JBA公認」のウェアだけを絞り込むことが可能です。これにより、デザインだけで選んでしまい、後から公式戦で使えないことに気づくというミスを防げます。また、新作ウェアはトレンドを取り入れつつ規定をクリアしているため、迷ったら新作から選ぶのも手です。

メーカー側も、バドミントン競技者のために「このウェアは公式戦OK」「このウェアは練習用(公認なし)」と明確に分けて記載してくれています。購入ボタンを押す前に、商品説明の隅々までチェックする習慣をつけましょう。

メーカーによっては、レディースモデルのみ公認、ジュニアモデルは一部非公認といったケースもあります。性別やサイズ展開によって公認の有無が分かれることもあるので、詳細な仕様欄まで確認することをおすすめします。

出場する大会の「大会要項」を熟読する

JBAの基本ルールとは別に、それぞれの大会が独自に定めているウェア規定が存在することもあります。例えば、中学生や高校生の県大会、あるいは地域のオープン大会などでは、JBA公認マークが必須ではないケースもあれば、逆に「白を基調とすること」といった厳しい独自ルールがあるケースもあります。

大会の公式ホームページや、配布されるPDF形式の「大会要項」には、必ずウェアに関する項目があります。「日本バドミントン協会審査合格品を着用すること」と書かれていれば公認マークが必須です。一方で「動きやすい服装(スポーツウェア)」とだけあれば、公認マークがなくても参加できる場合があります。

特に団体戦では、チーム全員でウェアを揃える必要があるため、事前の確認が不可欠です。要項を見ても判断がつかない場合は、早めに大会事務局や所属している連盟の担当者に問い合わせるのが最も確実な方法といえます。

JBA公認ウェアと非公認ウェアの具体的な違い

「公認」と「非公認」のウェアには、見た目以上に明確なルールの差があります。バドミントンはテニスなどと同様に、ウェアの装飾やデザインに関する規定が非常に細かい競技です。ここでは、公認ウェアとして認められるための具体的な条件や、非公認ウェアとの違いについて解説します。

公式大会に出場するために不可欠な「審査合格品」の定義

JBA公認ウェアとは、日本バドミントン協会が定める「衣服に関する規定」をすべて満たし、かつメーカーが申請して審査に合格したウェアのことを指します。これには生地の性質だけでなく、形状や色の組み合わせも含まれます。公式な全国大会や都道府県レベルの連盟主催大会では、この審査合格品の着用が義務付けられています。

一方、非公認ウェアとは、その審査を受けていないか、あるいは意図的にデザイン性を優先して規定を外れたウェアのことです。例えば、メーカーロゴが規定より大きすぎたり、反射材(リフレクター)が過度に使われていたりするものは、練習用としては優れていても「公認」は受けられません。

初心者のうちは練習用として好きなデザインを選んでも問題ありませんが、ステップアップして試合に出るようになると、必ず一着は公認ウェアが必要になります。購入時には「審査合格品」という言葉をキーワードにして選ぶようにしましょう。

ロゴの大きさや個数に関する厳格な制限

公認ウェアと非公認ウェアの最大の違いの一つが、ロゴの扱いです。JBAの規定では、メーカーのロゴ(商標)のサイズは「20平方センチメートル以下」と決められています。これは、おおよそ4.5cm角程度の小さなサイズです。また、そのロゴを付けられる箇所も、シャツであれば胸や袖などに限定されています。

非公認ウェアの場合、胸いっぱいに大きなブランドロゴがプリントされているものがありますが、これらはバドミントンの公式戦では着用できません。また、スポンサーロゴについても、選手ランクや大会規模によって付けられる数やサイズに制限があり、非常に複雑なルールが存在します。

一般の競技者がチーム名を入れる場合も、背面のプリントサイズなどが決まっています。こうした細かな「面積計算」をクリアして、ブランドとしての統一感を持たせているのが公認ウェアの凄さでもあります。自分でカスタマイズする際は、ロゴの面積が規定を超えないよう注意が必要です。

ロゴの面積規定のポイント:

・メーカーロゴは1箇所につき20平方センチメートル以内。

・シャツの前面、袖など、決められた位置に配置されていること。

・チーム名や個人名のフォントサイズも、大会によって規定がある。

色やデザインの制限と視認性の確保

バドミントンのウェア規定では、色の使い方も重要です。基本的には自由な色使いが認められていますが、「シャトルが見えにくい色は避ける」といった配慮が求められることがあります。公認ウェアは、審判や対戦相手がプレイに集中できるよう、過度な反射や混乱を招く模様が排除されています。

特に注意が必要なのが、背面(背中)のデザインです。背中にはゼッケンを貼るスペースが必要であり、またチーム名以外の大きなグラフィックが禁止されている場合が多いです。公認ウェアは、最初からゼッケンを貼ることを想定したデザインになっており、規則に抵触しないよう配慮されています。

非公認ウェアには、背面に大きなイラストが描かれているものや、全面に迷彩柄のような複雑なパターンがあるものが見られます。これらは見た目にはおしゃれですが、大会によっては「相手の視覚を妨げる」と判断されるリスクがあります。公認品を選ぶことは、こうしたトラブルを未然に防ぐことにもつながります。

素材や形状に関する機能面での決まり

ウェアの形状についても、公認品には一定の基準があります。極端に丈が長いものや、逆に短すぎてスポーツマンシップに欠けると判断されるようなものは、審査に通りません。バドミントンは激しい動きを伴うスポーツであるため、機能性と品位のバランスが重視されます。

公認ウェアの多くは、速乾性や通気性に優れた高性能な素材を使用しています。これは、選手のパフォーマンスを最大限に引き出すためでもありますが、同時に汗による透け防止や、ウェアの重みによる動きの阻害を防ぐためでもあります。非公認の安価なウェアでは、こうした機能面が不十分なことも少なくありません。

また、シャツの襟の有無や袖の長さについても、規定の範囲内で設計されています。例えば、ノースリーブウェアが認められる大会と、袖が必要な大会があるため、公認ウェアは多様なニーズに応えられるよう、さまざまな形状のものがラインナップされています。

大会の種類によって変わるウェアのルール

バドミントンの世界では、出場する大会のカテゴリーによって、守るべきウェア規定の厳しさが異なります。全国大会レベルから、地域の親睦を目的とした大会まで、どのような違いがあるのかを理解しておきましょう。自分の現在地に合わせたウェア選びができるようになります。

日本バドミントン協会が主催・主管する公式大会の場合

JBAが直接関わる大会(全日本選手権やブロック大会、各都道府県の会長杯など)では、規定は非常に厳格です。着用するウェアは「日本バドミントン協会審査合格品」であることが絶対条件となります。公認マークが付いていないウェアでコートに立とうとすると、審判から着替えを命じられることもあります。

こうした大会では、ゼッケンの取り付け方法も細かく決まっています。指定されたサイズのゼッケンを、シャツの背面の正しい位置に、四隅をピンや糸で固定しなければなりません。また、ソックスやボトムスに関しても、JBAのロゴ規定を満たしたものが必要となります。

公式大会への出場を控えている場合は、練習の段階から本番用のウェアを試着し、動きやすさだけでなく、規定に違反していないかを指導者や先輩に確認してもらうのが安心です。特に新規で購入した場合は、タグを捨てずに規定適合の証拠として保管しておく人もいます。

中学校・高校の部活動や高体連・中体連の独自ルール

学生のバドミントンには、JBAの規定に加えて、中体連(中学校体育連盟)や高体連(高等学校体育連盟)独自のルールが加わることがあります。例えば、「派手な色のウェアは不可」「白の襟付きシャツのみ」「メーカーロゴは一つまで」といった、教育的な観点からの制限が含まれるケースです。

また、学校名や都道府県名を背中に入れる際の文字の大きさやフォントについても、統一された基準があることが多いです。チームでお揃いのユニフォームを作成する際は、その地域の連盟が発行している最新のガイドラインを必ず参照しなければなりません。

最近では、学校の部活動でも公認ウェアの中から自由に選べるケースが増えていますが、それでも「学校の代表としてふさわしい服装」という枠組みが存在します。購入前に顧問の先生やコーチに確認するのが、最も確実でトラブルの少ない方法です。

社会人のオープン大会や市民大会での規定

市町村が主催するオープン大会や、民間のクラブが運営する親睦大会では、ウェア規定が比較的緩やかな傾向にあります。JBA公認マークがなくても、一般的なスポーツウェアであれば参加可能な大会も多いです。こうした場では、最新のトレンドを取り入れた派手なデザインのウェアで楽しむことができます。

ただし、緩やかとはいえ「バドミントンに適した服装」であることは求められます。例えば、ジーンズやサンダルでのプレイは、怪我の危険があるため禁止されています。また、相手への敬意を欠くようなメッセージプリントが入ったウェアも避けなければなりません。

オープン大会であっても、上位入賞者が集まるハイレベルな部門では、公式戦に準じたルールが適用されることもあります。申し込み時の要項にある「服装について」の一文を見落とさないようにし、迷った場合は「JBA公認ウェア」を着ていくのが、どんな大会でも通用する無難で賢い選択です。

初心者の方は、まず一着「JBA審査合格品」のシャツとパンツのセットを用意しておけば、どんな規模の大会に出ることになっても慌てずに済みます。

団体戦と個人戦で異なるユニフォームの揃え方

大会が団体戦(チーム戦)である場合、ウェアの規定にはさらに「統一性」という要素が加わります。多くの大会ルールでは、ダブルスのペアや団体戦の出場メンバーは、「同色・同型のウェアを着用すること」と定められています。一人だけ違うメーカーのウェアを着たり、色が異なったりすると、失格の対象になることもあります。

個人戦であれば、自分が好きな公認ウェアを選べば済みますが、団体戦ではチームメイトとの相談が必要です。特に廃番(生産終了)になったモデルをチームウェアにしている場合、新メンバーが同じものを買えず、全員で新調しなければならなくなることもあります。

最近のウェアは毎年のようにモデルチェンジが行われるため、長期間同じデザインを維持するのは難しいのが現状です。チームウェアを検討する際は、メーカーが数年間継続して販売することを約束している「チーム対応モデル」から選ぶのが、将来的なトラブルを防ぐポイントになります。

ウェア以外にもある!規定で注意すべきアイテム

バドミントンの規定はシャツだけではありません。パンツ、ソックス、アンダーウェアに至るまで、公式戦に出るためのルールが細かく存在します。意外と見落としがちなポイントを押さえて、全身完璧なスタイルでコートに立ちましょう。

ボトムス(ショートパンツ・スカート)の長さとデザイン

下半身のウェアについても、基本的にはJBA公認のものを選ぶ必要があります。男性はショートパンツ、女性はショートパンツまたはキュロットスカートが一般的です。ここで注意したいのは、丈の長さです。短すぎたり長すぎたりするものは、審判の判断で不適切とされる可能性があります。

また、ボトムスにもメーカーロゴのサイズ規定が適用されます。大きなブランドロゴがサイドに大きく入っているものは、公認品ではない可能性が高いです。シャツとボトムスはセットアップで販売されていることが多いので、合わせて購入するのがデザイン的にも規定の上でも安全です。

近年は、女性選手の間でタイツ(ロングスパッツ)を着用するスタイルも増えていますが、これについても大会によっては「スカートの下に着用してもよいが、色は黒または紺に限る」といった細かな指定がある場合があります。ボトムス単体だけでなく、重ね着をする際も規定の確認を怠らないようにしましょう。

ソックス(靴下)の色や丈、ロゴの規定

ソックスは最も見落とされやすいアイテムですが、公式戦ではソックスにも規定があります。特にメーカーロゴの扱いはシャツと同様で、大きなロゴや派手すぎる装飾はNGとされることがあります。公認マークそのものはソックスには付いていないことが多いですが、バドミントン専用として販売されている製品を選べば安心です。

また、ソックスの丈についても「くるぶしが隠れる程度の長さ」といった基準がある大会もあります。最近流行しているベリーショート丈のソックスでも問題ないことが多いですが、あまりにも奇抜な色使いや左右で色が違うものなどは、マナーの観点からも避けられる傾向にあります。

バドミントンは激しいフットワークを必要とするため、規定を守ることはもちろん、足首を保護し、踏ん張りがきく機能的なソックスを選ぶことがプレイの質に直結します。バドミントン専用ソックスは、厚手でサポート力が強いため、ルール適合と怪我防止の両面からおすすめです。

バドミントン専用ソックスには、左右専用の設計(L/R表記)や滑り止め加工が施されたものがあります。これらは規定をクリアしているだけでなく、足の疲れを軽減する効果も期待できます。

アンダーウェア(インナー)の露出制限

冬場の冷え対策や、夏場の汗対策としてインナーウェアを着用する選手も多いでしょう。しかし、JBAの規定では「シャツの袖口や裾からインナーが大きく露出すること」を制限している場合があります。特にシャツの色と全く異なる色のインナーが目立つ状態は、公式戦では好ましくないとされます。

ルール上は、インナーが見える場合は「シャツと同系色であること」や「黒、白などの無難な色であること」が推奨されます。長袖のインナーを着用して、その上から半袖のユニフォームを着るスタイルは、大会によっては認められないこともあるので注意が必要です。

どうしてもインナーが必要な場合は、首元から見えないVネックタイプを選んだり、シャツの袖に隠れる長さのものを選んだりする工夫をしましょう。また、コンプレッションウェア(加圧インナー)を使用する場合も、ロゴが外から見えないように配慮するのが基本です。

シューズの公認マークと使用場所の注意点

ウェア規定の枠組みの中に、シューズの項目も含まれています。バドミントンシューズもウェア同様に、JBAの審査に合格した「公認シューズ」が存在します。多くの主要メーカーの競技用シューズは公認を受けており、シュータン(ベロ)の裏側などに公認マークがプリントされています。

シューズにおける規定で最も重要なのは、ソールの素材と色です。体育館の床を傷つけたり、色を付けたりしない「ノンマーキングソール」であることが大前提です。外履き用のスニーカーや、他の室内競技用でも床に跡が残るタイプは、バドミントンコートでは使用できません。

また、シューズの汚れはコートの滑りの原因となり、自分だけでなく相手の怪我にもつながります。規定を守ることは、単なる形式的なことではなく、競技環境を安全に保つためのマナーでもあります。常に清潔な状態で、公認マークのあるシューズを履くように心がけましょう。

失敗しないバドミントンウェアの選び方と注意点

ここまでは規定の内容について詳しく見てきましたが、実際に購入・使用する段階で失敗しないための実践的なポイントを紹介します。ルールをクリアしながら、自分らしくバドミントンを楽しむためのコツをまとめました。

ゼッケンの取り付け位置とサイズを正確に把握する

公式大会の必須アイテムであるゼッケンですが、これの付け方を間違えると、せっかくの公認ウェアも台無しです。ゼッケンの標準サイズは「横30cm、縦15cm」や「横25cm、縦20cm」など、大会や所属連盟によって指定があります。これより小さすぎたり大きすぎたりすると、受付で指摘されることがあります。

取り付ける位置は、シャツの背中の中央、肩甲骨の少し下あたりが一般的です。高い位置すぎると首に当たって痛いですし、低すぎるとズボンに隠れて名前が見えなくなります。「審判からはっきりと名前が確認できる位置」を意識して、真っ直ぐに取り付けるのがコツです。

また、ゼッケンは安全ピンで留めるのが一般的ですが、ウェアに穴が開くのを嫌う人は、ゼッケン用のスナップボタンや、ウェアに直接プリントする(規定内で)方法もあります。いずれにせよ、試合直前に慌てて付けるのではなく、事前に自宅で位置を調整しておくことを強くおすすめします。

ゼッケンは一度付けると位置が固定されがちですが、洗濯のたびに取り外さないと、ピンの跡が錆びたり生地が傷んだりすることがあります。面倒でもこまめなメンテナンスを。

広告やメーカーロゴの個数制限を把握する

近年、バドミントンでもウェアへの広告(スポンサーロゴ)掲出が認められるようになりましたが、これには非常に細かい面積と数の制限があります。一般のプレイヤーが個人的に好きな企業のワッペンを貼ったり、派手な刺繍を入れたりすることは、公認規定から外れるリスクが高いです。

また、自作のチームウェアを作る際に、メーカーの既製品に自分たちのロゴを重ねる場合も注意が必要です。もともとあるメーカーロゴに加えて、自分たちのロゴが「広告」とみなされると、合計面積が規定を超えてしまう可能性があるからです。

オリジナルのプリントを入れたい場合は、バドミントンウェアの製作に詳しい専門業者に依頼するのが一番です。彼らはJBAの規定を熟知しているため、「このサイズなら公式戦も大丈夫です」というアドバイスをくれます。自分で判断せず、プロの知恵を借りるのが失敗しない秘訣です。

最新の競技規則(年度更新)を必ずチェックする

バドミントンのルールは、国際基準(BWF)の変化に合わせて頻繁にアップデートされます。これに伴い、JBAの国内規定も数年ごとに見直されることがあります。例えば、かつては認められなかった色の組み合わせが許可されたり、逆にロゴの配置ルールが厳しくなったりすることがあります。

「昔買った公認ウェアだから大丈夫」と思い込んでいると、現在の規定では不適合になっているケースも稀にあります。特に中古品を購入する場合や、先輩からウェアを譲り受ける場合は、現在の公認リストに載っているか、あるいは規定の範囲内にあるかを確認する習慣をつけましょう。

毎年4月は、多くのスポーツ団体で年度が切り替わり、新しいルールが適用される時期です。新シーズンが始まるタイミングで、一度JBAの公式サイトを訪れ、衣服に関する規定に変更がないかサラッと確認しておくのが、ベテラン競技者の嗜みとも言えます。

チームウェアを新調する際の相談先と進め方

チームや部活動でウェアを新しく作る場合、メンバー全員の意見をまとめながら規定を守るのは大変な作業です。まずは、地元のスポーツショップ(特にバドミントン専門店)に相談することをおすすめします。専門店であれば、メーカーの担当者とも密に連絡を取っているため、最新の公認情報を正確に教えてくれます。

進め方としては、まず「どのレベルの大会まで出場するか」を明確にします。県大会以上の公式戦を目指すなら、絶対にJBA公認モデルから選ぶ必要があります。次に、メーカーのカタログから候補を絞り、ゼッケンやチーム名のプリント位置が規定に収まるかをショップに確認してもらいます。

最後に、全員のサイズを取りまとめる際、廃番にならないモデルかどうかも確認しましょう。追加メンバーが入ったときに同じものが買えないと、チームの統一性が失われてしまいます。信頼できるショップをパートナーに選ぶことが、チームウェア作りを成功させる最大のポイントです。

チームウェア新調のチェックリスト:

1. 全員が納得するJBA公認モデルを選んでいるか。

2. チーム名のプリントサイズは規定(文字高など)以内か。

3. 最低2〜3年は継続して生産されるモデルか。

4. ダブルスで揃えられるカラーバリエーションがあるか。

バドミントンウェアの規定やJBA公認に関するまとめ

まとめ
まとめ

バドミントンのウェア規定は、一見すると非常に複雑で厳しく感じるかもしれません。しかし、これらはすべて「競技の公平性を保ち、選手が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整える」ために存在しています。正しい知識を持つことは、ルールを遵守するだけでなく、競技に対する意識を高めることにもつながります。

まず、自分のウェアが公式戦で使えるか不安なときは、JBAの公式サイトを確認するか、襟元の公認マークを探してみましょう。メーカーのカタログも非常に頼りになる資料です。そして、出場する大会の規模に合わせて、適切にウェアを使い分けることが大切です。

最後に、この記事で紹介した重要なポイントを振り返ります。

・公式戦には「JBA(日本バドミントン協会)審査合格品」が必要。

・メーカーロゴの面積は20平方センチメートル以内と厳格に決まっている。

・大会要項によって、JBA規定以上の独自ルールがある場合もある。

・ソックスやシューズ、インナーにも注意を払い、全身でマナーを守る。

・不明な点は自己判断せず、連盟や専門店などのプロに相談する。

ルールを守った清潔感のあるウェアでコートに立つことは、対戦相手や審判への敬意の表れでもあります。しっかりと準備を整えて、思う存分バドミントンを楽しみましょう。あなたの素晴らしいプレイを、適切なウェアがしっかりと支えてくれるはずです。

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