バドミントンの世界一を決める最高峰の戦い「世界選手権」。テレビの前で応援するのも良いですが、実際に会場に足を運び、シャトルの音や選手の息遣いを肌で感じてみたいと思うファンの方は多いのではないでしょうか。しかし、いざ観戦しようと思っても、チケットをどのように手に入れればいいのか悩んでしまうこともあります。
特に世界選手権は開催地が毎年変わるため、その都度チケットの販売ルートを確認しなければなりません。海外で開催されることも多く、購入のハードルが高く感じられるかもしれませんが、手順を理解すれば決して難しいことはありません。この記事では、世界選手権のチケットをスムーズに手に入れるための具体的な方法を分かりやすく解説します。
2025年はフランスのパリで開催が予定されています。憧れのトッププレイヤーたちのプレーを現地で見届けるために、まずはチケットの取り方の基本から押さえていきましょう。初めての現地観戦を検討している方も、この記事を読めば安心して準備を進められるはずです。
世界選手権バドミントンのチケット取り方の基本と販売の流れ

世界選手権のチケットを手に入れるためには、まず大会の主催構造を知ることが重要です。世界選手権は世界バドミントン連盟(BWF)が主催しますが、実際の運営やチケット販売は、その年のホスト国(開催地)のバドミントン協会や運営組織が担当します。
そのため、チケットの取り方は開催年によって多少異なりますが、共通する基本的なルールや流れが存在します。ここでは、まず押さえておきたいチケット販売の基礎知識について詳しく見ていきましょう。
公式サイトからの購入が最も確実で安全
世界選手権のチケットを購入する際、最も信頼できるのは「大会公式サイト」または「ホスト国のバドミントン協会サイト」です。世界選手権は世界中からファンが集まる大きなイベントであるため、残念ながら悪質な転売サイトや偽サイトが登場することもあります。
トラブルを避けるためにも、必ずBWFの公式サイトや、その大会のために特設された公式ウェブサイトのリンクを経由して購入するようにしてください。公式サイトであれば、座席表を確認しながら自分で席を選べる場合が多く、手数料も最小限で済みます。
また、公式サイトではチケットの販売状況がリアルタイムで更新されるため、在庫の有無を正確に把握できるのも大きなメリットです。海外のサイトであっても、ブラウザの翻訳機能を使えば、手順は国内のサイトと大きく変わりません。
チケット販売が始まる時期とスケジュールの把握
チケットの販売スケジュールを事前に把握しておくことは、希望の席を確保するために欠かせません。一般的に、世界選手権のチケットは大会開催の6ヶ月から10ヶ月ほど前から販売が開始されることが多いです。人気の高い決勝戦や準決勝のチケットは、発売後すぐに売り切れてしまうことも珍しくありません。
早い段階で「いつから販売されるのか」をチェックしておくことが大切です。情報を逃さないためには、世界バドミントン連盟(BWF)の公式SNSや、開催地のバドミントン協会のニュースレターに登録しておくのがおすすめです。これにより、一般公開に先駆けて販売情報を受け取れることがあります。
また、販売は一度だけでなく、数回に分けて行われることもあります。1次販売で逃してしまっても、2次販売や追加販売のチャンスがあるため、一度の売り切れで諦めずに情報を追い続けることが大切です。
先行販売(アーリーバード)でお得に手に入れる
世界選手権のチケットには、「アーリーバード(Early Bird)」と呼ばれる早期割引チケットが用意されることがよくあります。これは一般販売よりも早い時期に購入することで、通常価格よりも10%〜20%ほど安くチケットを購入できる仕組みです。
観戦することが確定しているのであれば、この先行販売期間を利用するのが最も賢い選択です。価格が安いだけでなく、まだ座席に余裕があるため、コートに近い良席を選びやすいというメリットもあります。海外遠征は渡航費や宿泊費がかさむため、チケット代を少しでも抑えられるのは嬉しいポイントです。
先行販売を利用するには、大会の公式サイトで事前にメールアドレスを登録し、販売開始の通知を受け取れるようにしておく必要があります。特定のクレジットカード会員向けの先行販売が行われるケースもあるので、細かく情報を確認しておきましょう。
海外サイトで購入する際の注意点と準備
世界選手権のチケットを購入する場合、多くは英語や開催地の言語のサイトを利用することになります。まず準備しておくべきは、「国際ブランドのクレジットカード(VisaやMastercardなど)」です。日本のJCBカードなどは利用できないケースがあるため、注意が必要です。
また、購入時には会員登録が必須となることが多いため、住所や電話番号を英語形式で入力できるように準備しておきましょう。日本の電話番号を登録する際は、最初の「0」を除いて「+81」を最初につけるのが国際的なマナーです。例えば「090-xxxx-xxxx」なら「+81-90-xxxx-xxxx」となります。
最近では、購入後にメールで送られてくる「Eチケット」が主流です。スマホの画面を見せるだけで入場できる便利な仕組みですが、万が一の電池切れや通信トラブルに備えて、QRコードが含まれた画面をスクリーンショット保存したり、PDFを印刷して持参したりすると安心です。
2025年パリ世界選手権のチケット情報と具体的な購入ステップ

2025年の世界選手権は、フランスのパリで開催されます。パリオリンピックが行われた記憶も新しく、世界中のバドミントンファンが注目している大会です。ここでは、パリ大会を例に、具体的な購入ステップや会場の特徴について解説します。
パリ大会の観戦を検討している方は、具体的な流れをイメージしておくことで、販売開始時に慌てずに対応できるようになります。チケットの種類や価格帯の傾向を知り、自分に合った観戦プランを立ててみましょう。
会場となる「アディダス・アリーナ」の特徴
2025年大会の舞台となるのは、パリ市内にある「アディダス・アリーナ(Adidas Arena)」です。このアリーナは2024年にオープンしたばかりの最新設備を誇る会場で、パリオリンピックのバドミントン競技もここで行われました。
観客席とコートの距離が近く、どの席からも臨場感あふれるプレーを楽しめるのが特徴です。収容人数は約8,000人と、世界選手権の会場としては中規模から大規模の部類に入ります。パリの中心部からのアクセスも良く、地下鉄を利用してスムーズに移動できるため、観光を兼ねた観戦にも適しています。
最新の会場ということもあり、Wi-Fi環境やバリアフリー設備も整っています。ただし、新しい会場ゆえにセキュリティチェックが厳重に行われる可能性が高いため、入場には余裕を持って向かうのが良いでしょう。
公式サイトでのアカウント作成から購入までの流れ
チケットの販売が開始される前に、まずは公式サイトでアカウントを作成しておくことを強く推奨します。販売開始直後はアクセスが集中し、サイトが重くなることが予想されます。その段階で住所などの情報を入力していると、途中でエラーが起きたり、入力中に席が埋まってしまったりする恐れがあるからです。
具体的な購入ステップは以下の通りです。
1. 大会公式サイトにアクセスし、「Register(登録)」や「Sign Up」からアカウントを作成する。
2. ログインした状態で、希望の日程(Session)と座席のカテゴリーを選択する。
3. カートにチケットを入れ、支払い方法(クレジットカード情報)を入力する。
4. 決済完了後、登録したメールアドレスに確認メールが届くのを確認する。
5. 大会が近づくとマイページやメールからEチケットが発行される。
海外サイトでは決済時に「3Dセキュア(本人認証サービス)」が求められることが多いです。事前に自分のカードが3Dセキュアに対応しているか、パスワードを覚えているかを確認しておきましょう。
座席の種類と価格帯の目安を知る
世界選手権のチケットは、通常いくつかの「カテゴリー」に分かれています。コートに最も近い席が「カテゴリー1」や「プラチナ」と呼ばれ、最も高額です。反対に、コートから離れた上層階の席が最も安価なカテゴリーとなります。
価格の目安としては、大会序盤の1回戦や2回戦であれば、安い席で数千円(30〜50ユーロ程度)から購入可能です。しかし、決勝戦や準決勝になると価格が跳ね上がり、良席では数万円(150〜300ユーロ以上)になることもあります。
また、1日中試合を見ることができる「デイパス(Day Pass)」や、特定のコート周辺を自由に見られるチケットなど、販売形態も様々です。自分の予算と、どの程度近くで見たいかを照らし合わせて、最適なチケットを選びましょう。
電子チケット(Eチケット)の受け取りと管理
現代の世界選手権では、紙のチケットが郵送されてくることはほとんどありません。多くの場合、購入完了後にデジタル形式の「Eチケット」が発行されます。これはスマートフォンのウォレットアプリ(Apple WalletやGoogle Wallet)に追加したり、PDF形式で保存したりして使用します。
入場時にはスマートフォンの画面に表示されたQRコードをスタッフがスキャンします。ここで注意したいのが、スマートフォンの画面の明るさです。画面が暗すぎるとスキャンできないことがあるため、入場口では画面を明るく設定しておきましょう。
また、海外ではスマートフォンの盗難や故障、バッテリー切れのリスクも考慮する必要があります。予備として、Eチケットを紙にプリントアウトして持ち歩くのが最も確実な防衛策です。紙の控えがあれば、スマホにトラブルがあっても落ち着いて対応できます。
パリ大会のチケット情報は、開催の1年前から半年前を目安に頻繁にチェックすることをおすすめします。特に人気のセッションは数時間で完売することもあります。
後悔しないための座席選びとチケットプランの立て方

世界選手権は1週間にわたって開催される長丁場のトーナメントです。全日程を観戦するのは体力も費用も必要になるため、どの日のどの席を買うかが非常に重要です。座席の位置によって、バドミントンの見え方は劇的に変わります。
戦術的な動きをじっくり見たいのか、シャトルの速さを体感したいのかによって、おすすめの席は異なります。ここでは、満足度の高い観戦にするための座席選びのコツを伝授します。
コート全体を把握しやすいサイド側の席
バドミントンの試合展開を戦術的に楽しみたいなら、コートの長辺側、つまり「サイド側」の席がおすすめです。テレビ中継のような視点で試合を見ることができ、選手のフットワークや、コートの隅々を狙う正確なショットの軌跡がよく分かります。
サイド側の席は、ダブルスの試合で選手がどのようにローテーションしているか、前後左右の揺さぶりをどう凌いでいるかを観察するのに最適です。また、反対側のコートの状況も見やすいため、試合の流れを客観的に把握しやすいという利点もあります。
ただし、サイド側の最前列すぎると、ネットが視界を遮ることがあります。少し高さのある中段あたりの席を選ぶと、コート全体を俯瞰(ふかん)して見ることができ、より快適に観戦できるでしょう。
スピードと迫力を体感できるエンド側の席
一方で、選手のスマッシュの速さや、シャトルに向かって飛び込む迫力を間近で感じたいなら、コートの短辺側、つまり「エンド側(後ろ側)」の席を選びましょう。選手と同じ視線でシャトルを追うことになるため、そのスピード感に圧倒されるはずです。
エンド側の席は、トップ選手が放つ時速400kmを超えるスマッシュがいかに速いか、そしてそれをレシーブする反応がいかに超人的かを最も実感できる場所です。また、選手の表情や気迫も正面から受け取ることができるため、応援にも熱が入ります。
特にシングルスの試合では、エンド側から見ることでコートの奥行きを感じやすく、選手がどれだけ厳しいコースに打ち分けているかが鮮明に分かります。迫力重視の方にはたまらない特等席と言えるでしょう。
全日程を網羅する「通し券」と特定の日のチケット
世界選手権のチケットには、1日単位のチケットの他に、全日程を観戦できる「トーナメントパス(All-Tournament Pass)」や、週末の準決勝・決勝だけをセットにした「ウィークエンドパス」が用意されることがあります。
長期間滞在して全ての試合を見尽くしたいという熱心なファンには、通し券がお得です。バラバラに買うよりも1日あたりの単価が安くなり、同じ席を確保できる場合もあります。一方で、観光も楽しみたいなら、お目当ての選手が出場しそうな日や、盛り上がりがピークに達する準々決勝以降に絞って購入するのが効率的です。
平日の序盤は多くのコートで同時に試合が行われるため、一度にたくさんの選手を見られるというメリットがあります。反対に、週末はメインコート1面に集中してトップ同士の極限の戦いを楽しめます。自分の観戦スタイルに合わせてプランを練りましょう。
ホスピタリティパッケージという豪華な選択肢
もし予算に余裕があり、特別な体験をしたいのであれば「ホスピタリティパッケージ」という選択肢もあります。これは、最良の座席に加えて、専用のラウンジでの食事や飲み物の提供、大会記念品などの特典が付いたプレミアムなチケットです。
世界選手権のような大規模な大会では、一般の売店が非常に混雑し、軽食を買うのにも一苦労することがあります。ホスピタリティチケットがあれば、試合の合間にゆったりと休憩でき、快適な環境で1日を過ごすことができます。海外観戦は慣れない環境で疲れやすいため、こうしたサービスを利用する価値は十分にあります。
また、このパッケージでしか入れないエリアがあったり、時にはレジェンド選手と交流できるチャンスがあったりと、一般席では味わえない特別な思い出を作れるのが魅力です。
海外現地観戦をスムーズに楽しむための準備とマナー

チケットを無事に手に入れたら、次は現地での動きを確認しましょう。世界選手権の会場は、日本の国内大会とは異なるルールや雰囲気があります。特に海外の会場では、セキュリティ対策や持ち込み制限が厳格な場合があります。
せっかく会場まで行ったのに入場で手間取ったり、必要なものを忘れて困ったりしないよう、事前のシミュレーションが大切です。ここでは、現地での観戦をより快適にするための準備について解説します。
入場時のセキュリティチェックと持ち込み制限
世界選手権の会場では、入場時に厳重な手荷物検査と金属探知機によるチェックが行われます。特にテロ対策などが強化されている地域では、大きなバッグの持ち込みが禁止されていることが多いため注意が必要です。
持ち込みが制限される代表的なものには、以下のようなものがあります。
| アイテム | 注意点 |
|---|---|
| 大きなリュック・スーツケース | サイズ制限があるか、預けが必要な場合が多い。 |
| 飲食物(特にビン・缶) | 持ち込み禁止の会場が多い。中の売店で購入が基本。 |
| カメラ(一眼レフ等) | プロ用機材とみなされる望遠レンズは禁止されることがある。 |
| 自撮り棒・三脚 | 他人の視界を遮るため、ほとんどの会場で禁止。 |
スムーズに入場するためには、荷物を最小限にまとめ、透過性の高いバッグを使用するか、すぐに中身を見せられる状態にしておくのがコツです。事前に公式サイトの「Venue Information(会場情報)」を確認し、禁止事項に目を通しておきましょう。
長丁場の観戦を支える持ち物リスト
バドミントンの観戦は、朝から晩まで10時間近く続くことも珍しくありません。長時間椅子に座り続けるため、体調管理のためのアイテムが必須です。まず持っておきたいのが、薄手の「羽織るもの」です。会場内はシャトルの動きを安定させるために空調が強く効いており、夏場でも肌寒く感じることがよくあります。
また、意外と重宝するのが「モバイルバッテリー」です。電子チケットの提示や試合結果のチェック、写真撮影などでスマホを酷使するため、電池切れは致命的です。大容量のものを用意しておきましょう。
他にも、日本の選手を応援するための「応援バナー(横断幕)」や「国旗」を持っていくのも良いでしょう。ただし、サイズ規定があったり、手すりに掲げるのが禁止されていたりする場合があるため、周囲の迷惑にならない範囲で活用してください。
会場周辺のアクセスと混雑への備え
世界選手権の会場は、多くのファンが一斉に移動するため、周辺の交通機関が非常に混雑します。特に準決勝や決勝の日は、入場口に長蛇の列ができることが予想されます。試合開始の少なくとも1時間前には会場に到着するように計画を立てましょう。
海外での移動には、Googleマップなどの地図アプリが欠かせません。事前に会場までの経路をオフライン保存しておくと、通信が不安定な場所でも安心です。また、パリなどの都市部では公共交通機関のアプリをインストールしておくと、リアルタイムの運行状況や遅延情報が確認できて便利です。
帰りについても注意が必要です。試合が接戦になり終了時間が深夜に及ぶと、終電の時間が気になることもあります。あらかじめタクシー配車アプリ(Uberなど)を登録しておき、公共交通機関が止まっても帰宅できる手段を確保しておきましょう。
英語や現地の言葉に不安がある場合の対策
「言葉が通じないから海外観戦は不安」という方も多いですが、チケットの提示や入場、売店での買い物程度であれば、高度な語学力は必要ありません。最近の翻訳アプリは非常に優秀で、音声入力を利用すればスタッフとの意思疎通もスムーズに行えます。
特におすすめなのが、カメラで文字を写すだけで翻訳してくれる機能です。会場内の案内表示や飲食メニュー、プログラムなどを即座に日本語で確認できます。また、バドミントン用語は世界共通の英語(Smash, Out, Faultなど)が多いため、試合中に困ることは少ないでしょう。
簡単な挨拶や「ありがとう(Thank you / Merciなど)」の言葉を覚えているだけで、現地スタッフとの交流も楽しくなり、観戦の思い出がより深まります。完璧を目指さず、ジェスチャーを交えながらコミュニケーションを楽しんでみてください。
チケットが取れなかった場合やキャンセルへの対応方法

人気のある大会では、チケットの販売開始と同時にサイトがダウンしたり、一瞬で完売してしまったりすることもあります。また、チケットを確保した後にどうしても行けなくなることもあるでしょう。ここでは、そんな時のためのリカバリー方法について解説します。
一度完売したからといって、すぐに諦める必要はありません。公式が提供する安全な手段を知っておくことで、土壇場でチャンスを掴める可能性があります。
公式のリセール(再販)プラットフォームを活用する
最近の大きなスポーツイベントでは、行けなくなった人が定価でチケットを譲ることができる「公式リセールサイト」が用意されるのが一般的です。これは主催者が運営または提携しているプラットフォームなので、偽チケットの心配がなく、安全に取引ができます。
一度売り切れた後でも、大会が近づくにつれてリセールに出されるチケットが増えることがあります。公式サイトをこまめにチェックしていると、不意に良席が放出されることもあるため、粘り強く確認し続けることが重要です。
リセールチケットは、定価に少額の手数料が上乗せされる程度で購入できるため、法外な値段を要求されることもありません。転売サイトに手を出す前に、まずは公式リセールがないか確認しましょう。
2次販売や関係者席の開放を狙う
チケットの在庫管理上、一度に全ての席を販売するのではなく、段階的に放出されることがあります。例えば、会場の設営が決まった後に「死角になると思っていた席が意外と見える」と判断された場合や、関係者用の席が余った場合に、追加販売(2次販売)が行われるのです。
これらは大会の数週間前や、時には数日前に行われることもあります。現地に到着してからチケットを手に入れるファンも少なくありません。「直前開放席」は非常にコートに近い良席が含まれることもあるため、最後までチェックを怠らないようにしましょう。
また、大会初日に現地会場のチケットカウンター(Box Office)に行くと、当日券が販売されていることもあります。オンラインで売り切れていても、当日券枠が確保されている場合があるので、諦めずに足を運んでみる価値はあります。
公式以外の非公認転売サイトには要注意
チケットが手に入らない焦りから、SNS上の個人間取引や、有名な非公認転売サイト(二次流通サイト)を利用したくなるかもしれません。しかし、これには非常に高いリスクが伴います。
世界選手権のチケットは「購入者の名前」と紐付けられていることが多く、入場時にID(パスポートなど)の提示を求められることがあります。転売されたチケットであることが判明すると、高額な代金を支払ったにもかかわらず、入場を拒否される恐れがあるのです。
また、支払った後に偽のQRコードが送られてきたり、チケット自体が届かなかったりするトラブルも後を絶ちません。せっかくの海外遠征を悲しい思い出にしないためにも、非公認の転売ルートは利用しないのが鉄則です。
自己都合によるキャンセルのルールを確認しておく
もし自分で購入したチケットが行けなくなった場合、基本的には「自己都合による払い戻し」は不可とされていることが多いです。しかし、前述の公式リセール制度があれば、それを利用して次の買い手に譲ることができます。
注意したいのは、リセールには「出品期限」があることです。大会の数日前には出品ができなくなるケースが多いため、行けないと分かった時点で早めに手続きを行いましょう。また、家族や友人に譲る場合でも、チケットの「名義変更(Rename)」が必要な場合があります。
購入時の利用規約(Terms and Conditions)を読み込むのは大変ですが、「Transfer(譲渡)」や「Refund(払い戻し)」の項目だけでも翻訳して目を通しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
急な病気や渡航トラブルで観戦できなくなった場合に備え、チケット代金も補償対象となる「旅行キャンセル保険」への加入を検討するのも一つの手です。
世界選手権バドミントンのチケット取り方と観戦準備のまとめ
世界選手権バドミントンのチケット取り方は、まず大会の公式サイトやホスト国のバドミントン協会サイトを確認することから始まります。2025年のパリ大会をはじめ、今後開催される大会でも、まずは公式の情報をいち早くキャッチすることが希望の席を手に入れるための近道です。
チケット購入のポイントを振り返ると、以下の通りです。
・販売開始の6〜10ヶ月前から情報をチェックし、早期割引(アーリーバード)を狙う。
・事前に公式サイトのアカウントを作成し、国際ブランドのカードを準備しておく。
・観戦目的に合わせて「サイド側」か「エンド側」の座席、あるいは「通し券」を選択する。
・チケットはEチケットが主流。紙のバックアップも用意して現地に向かう。
・完売していても公式リセールや直前販売のチャンスを粘り強く待つ。
海外での観戦は手続きや移動に不安を感じることもあるかもしれませんが、それ以上に、世界のトップ選手たちが繰り広げる究極のプレーを目の当たりにする感動は何物にも代えられません。会場に鳴り響く歓声や、シャトルがラケットを弾く鋭い音は、現地でしか味わえない宝物になります。
この記事で紹介した手順を参考に、ぜひチケット確保に挑戦してみてください。しっかりと準備を整えて、世界最高峰のバドミントンの祭典を心ゆくまで楽しみましょう。




