バドミントンの試合中、どうしても届かないシャトルに対して「とっさにラケットを左手に持ち替えて打ち返した」という場面を見たことはありませんか。あるいは、自分自身が咄嗟に利き手じゃない方で打とうとして「これってルール違反なのかな」と不安になったこともあるかもしれません。
結論からお伝えすると、バドミントンにおいて利き手じゃない方で打つことは全く反則ではありません。ルール上、試合中にラケットを持ち替えることに制限はなく、どちらの手で打っても得点として認められます。しかし、自由だからこそ知っておきたい注意点や、上達のために考えるべき戦略も存在します。
この記事では、バドミントンで利き手じゃない方で打つ際のルール詳細から、実際に持ち替えるメリット・デメリット、さらには持ち替えが必要なくなるバックハンドの技術まで詳しく解説します。ルールを正しく理解して、もっと自由にバドミントンを楽しみましょう。
バドミントンで利き手じゃない方で打つのは反則?公式ルールを徹底確認

バドミントンの競技規則(ルールブック)を隅々まで読んでも、「利き手で打たなければならない」という記述はどこにもありません。つまり、右利きの人が左手で打っても、その逆であっても、プレーの途中で持ち替えてもルール違反にはならないのです。まずはこの基本的なルールについて、より深く掘り下げていきましょう。
競技規則における持ち替えの取り扱い
公益財団法人日本バドミントン協会が定める競技規則において、打球する手に関する制限は一切設けられていません。試合開始時に「私は右利きです」と申告する必要もありませんし、ラリーの途中で頻繁に持ち替えたとしても、それ自体でペナルティを受けることはないのです。
極端な話をすれば、サーブは右手で打ち、ラリーが始まったら左手に持ち替えて攻撃するといったプレーも可能です。審判から「反則(フォルト)」を宣告されるのは、シャトルが体に当たったり、ネットに触れたりした場合であり、ラケットを持つ手を変える行為は自由な戦略の一部として認められています。
ただし、一つだけ注意したいのが「ラケットを投げ出して打つ」行為です。手が届かないからといってラケットを放り投げ、シャトルに当てた場合は、たとえコート内に返ったとしても反則となります。必ずラケットを手で保持した状態で、利き手または反対の手で打つ必要があります。
両手でラケットを持つのは反則か
テニスのバックハンドのように、両手でラケットを握って打つことについても、バドミントンでは反則になりません。力が弱い子供や、どうしても力強いレシーブを返したい場面などで両手打ちを用いることは、ルール上何ら問題のないプレーです。
しかし、バドミントンはテニスに比べてラケットが非常に軽く、シャトルの動きが極めて速いスポーツです。両手で持つと可動域(動かせる範囲)が極端に狭くなるため、実戦で使われることはほとんどありません。ルールとしては認められていますが、効率の面から推奨されないというのが一般的な見解です。
二本のラケットを同時に使うのはNG
「利き手じゃない方でも打っていいなら、両手に一本ずつラケットを持てば最強では?」と考える方がいるかもしれません。しかし、これは明確にルールで禁止されています。公式ルールでは、選手がコート内に持ち込めるラケットは「手に保持する一本のみ」と定められています。
二刀流のようなスタイルでプレーすることは、バドミントンの競技性を損なうため認められていません。もし予備のラケットをコート内に置いていたり、両手に持ってプレーしようとしたりすれば、即座に審判から注意を受け、試合を続行することはできなくなるでしょう。
あくまで「一本のラケットをどちらの手で持っても良い」というルールであることを正しく理解しておくことが大切です。右から来た球を右手で、左から来た球を左手で一本のラケットを持ち替えながら打つ分には、素晴らしい技術として賞賛されるはずです。
アンビデクストラス(両利き)プレーヤーの存在
世界的に見ても非常に稀ですが、場面に応じてラケットを自在に持ち替える「アンビデクストラス(両利き)」のプレーヤーが実在します。彼らは相手の意表を突くために、あるいはバックハンドの弱点を補うために、ラリー中に一瞬でラケットを持ち替えて強力なショットを放ちます。
このようなプレーは観客を驚かせますが、審判もルールを熟知しているため、持ち替えに対してフォルトを取ることはありません。むしろ、高い身体能力と技術を要するプレーとして、戦術的なバリエーションの一つと見なされます。
初心者のうちから無理に練習する必要はありませんが、ルールとして認められている以上、遊びの中で左手(利き手と逆の手)を使ってみることは、脳の活性化やバランス感覚の向上に役立つという意見もあります。ルールを知ることで、プレーの幅が広がる可能性を感じさせてくれますね。
バドミントンで利き手じゃない方に持ち替えるメリット

ルール上問題ないことが分かったところで、次に気になるのは「わざわざ持ち替えて打つ意味があるのか」という点ではないでしょうか。実は、トッププレーヤーでも稀に見せるこのプレーには、いくつかの明確なメリットが存在します。どのような場面で有効なのかを見ていきましょう。
圧倒的に広がる守備範囲(リーチ)
利き手じゃない方にラケットを持ち替える最大のメリットは、守備範囲(リーチ)が劇的に広がることです。例えば右利きの選手が、自分の左側(バック側)のはるか遠くに飛んできたシャトルを追う場面を想像してみてください。
通常はバックハンドで対応しますが、バックハンドは体の構造上、フォアハンドよりも腕を伸ばせる距離が短くなりがちです。ここで瞬時に左手に持ち替えることができれば、左手でのフォアハンドとして扱えるため、あと数センチ、数十センチという遠くのシャトルに手が届くようになります。
「あと一歩届かない」という絶望的な状況において、持ち替えは最後の手段として機能します。拾えないはずの球を拾い、相手のコートに返すことで、ラリーを継続させ相手にプレッシャーを与えることができるのです。これは特にシングルスにおいて有効な防御手段となります。
相手の意表を突くトリッキーな攻撃
多くのプレーヤーは、相手が右利きであれば「こちら側に打てばバックハンドで返ってくるだろう」という予測を立てて動きます。その予測を裏切り、いきなり反対の手で強力なショットを打ち込まれたら、相手は一瞬フリーズしてしまうでしょう。
特にダブルスにおいて、正面に来た速い球を利き手じゃない方でパッと叩き返すようなプレーは、相手のタイミングを大きく狂わせます。予測外の動きは、物理的なスピード以上の威力を発揮することがあります。視覚的な違和感を与えることで、相手のミスを誘発する効果も期待できるでしょう。
ただし、これは自分自身が正確にコントロールできていることが前提です。当てるのが精一杯の状態では攻撃になりませんが、練習を積んでいれば「隠し玉」的な戦術として、試合の重要な局面で流れを変えるきっかけになるかもしれません。
体勢を崩した時のリカバリー能力
激しいラリーの中で足がもつれたり、逆を突かれて体勢を崩したりした際、利き手だけで対応しようとすると無理な力が入り、怪我の原因になることがあります。そのような緊急時に利き手じゃない方の手を使うことで、無理のないフォームで最低限の返球が可能になります。
例えば、右側に大きく動かされた直後に左奥へ高くクリアを打たれた場合、右手で背中越しに打つのは非常に困難です。しかし、左手に持ち替えて振り抜けば、体の正面で捉えやすくなります。無理な姿勢で打つよりも、手を変えることでバランスを保ちやすくなるケースがあるのです。
バドミントンは姿勢のスポーツとも言われます。理想は正しいフットワークで利き手で打つことですが、それが叶わない時の「保険」として反対の手が使えることは、精神的な余裕にも繋がります。追い込まれた時の選択肢が多いことは、競技において一つの強みと言えるでしょう。
利き手じゃない方で打つ際の大きなデメリットとリスク

メリットがある一方で、バドミントンにおいて持ち替えが一般的ではないのには、それ以上のデメリットがあるからです。安易に持ち替えに頼ってしまうと、上達を妨げる原因にもなりかねません。ここでは注意すべきリスクについて詳しく解説します。
ショットの精度とパワーが極端に落ちる
当たり前のことですが、利き手じゃない方の手は、長年練習してきた利き手に比べてコントロール能力が格段に低いです。シャトルとの距離感をつかむのが難しく、ラケットの真ん中(スウィートスポット)で捉えることすら困難な場合が多いでしょう。
また、バドミントン特有の「回内・回外運動(手首をひねる動き)」が利き手じゃない方ではスムーズに行えません。その結果、飛距離が出ずに甘い球となり、相手に絶好のチャンスを与えてしまうリスクが高まります。中途半端に持ち替えて打つくらいなら、不格好でもバックハンドで返した方が確実です。
【持ち替えのリスクチェック】
・シャトルが空振りしやすくなる
・シャトルが飛ばず、相手のチャンスボールになる
・グリップの握りが甘くなり、ラケットを飛ばす危険がある
・次の動作への戻りが遅くなる
このように、確実性が求められる競技において、慣れない手を使うことは非常にギャンブル性の高いプレーと言わざるを得ません。遊びの練習なら良いですが、公式戦で使うには相当な修練が必要になります。
持ち替える瞬間に生まれる「大きな隙」
最大のデメリットは、ラケットを右から左へ、あるいは左から右へ持ち替える際に発生するコンマ数秒のタイムラグです。バドミントンは時速400キロを超えるスマッシュが飛び交う超高速のスポーツであり、一瞬の迷いや動作の遅れが失点に直結します。
持ち替える動作をしている間、選手は無防備な状態になります。もし持ち替えて打ったショットが相手に返された場合、再び元の手に戻す必要があり、その隙を突かれると対応が間に合いません。連続して攻撃を受ける場面では、持ち替えは致命的な遅れを生むことになります。
トップレベルの選手が持ち替えを避けるのは、この「戻りの遅さ」を嫌うからです。一度持ち替えたことでリズムが崩れ、そのまま押し切られてしまうケースは少なくありません。持ち替えはあくまで「その一打で終わらせるか、凌ぐか」の究極の選択であるべきです。
フットワークが疎かになる可能性
利き手じゃない方で打つことに意識が向きすぎると、バドミントンの基本である「足で運ぶ」という意識が薄れてしまいます。手が届かないからと持ち替えに頼る癖がつくと、本来なら一歩踏み込んで解決すべき場面でも、足を止めて手だけで解決しようとしてしまいます。
バドミントンの上達において、正しいフットワークでシャトルの下に入ることは最も重要な要素の一つです。持ち替えという特殊な技術に逃げてしまうと、フットワークの向上が止まり、結果としてプレー全体の質が低下してしまう恐れがあります。
特に初心者や中級者の段階では、持ち替えを覚えるよりも、バックハンド側へ素早く回り込む足運びを練習したほうが、長期的に見て勝利に近づけます。特殊なプレーに魅力を感じる気持ちは分かりますが、基本を疎かにしてはいけないという教訓を含んでいます。
初心者が「利き手じゃない方で打ちたい」と感じる原因

なぜ、多くの初心者が「反対の手で打ちたい」という衝動に駆られるのでしょうか。その背景には、バドミントンを始めたばかりの人が必ずぶつかる壁が隠されています。原因を分析することで、本当に必要な練習が見えてきます。
バックハンドに対する苦手意識
ほとんどの初心者が「利き手じゃない方を使いたい」と思うのは、バックハンドが上手く打てないからです。右利きの人にとって、左側に飛んできたシャトルを手の甲を相手に向けて打つバックハンドは、非常に不自然で難しい動作に感じられます。
「右手でバックハンドを打つよりも、左手に持ち替えてフォアハンドで打った方がマシだ」という心理が働くわけです。しかし、バックハンドは肩の可動域やリスト(手首)の使い方を覚えれば、フォアハンドと同等、あるいはそれ以上にコンパクトで鋭いショットが打てるようになります。
この段階で安易に持ち替えに走ってしまうと、バックハンドの上達機会を失ってしまいます。まずは、親指をグリップの広い面に当てる「サムアップ」という基本の握りを覚え、小さな力で飛ばすコツを掴むことが先決です。バックハンドに自信が持てれば、持ち替えたいという欲求は自然と消えていくはずです。
シャトルとの距離感がつかめていない
シャトルが思ったよりも遠くに落ちてしまい、咄嗟に手が届かなくなることも原因の一つです。これは動体視力や予測能力がまだ未熟で、シャトルの軌道を読み違えてしまうために起こります。適切な位置に移動できていないため、無理やり腕を伸ばすことになります。
「あと少しなのに届かない」という状況は、実は手の長さの問題ではなく、最初の一歩(リアクションステップ)が遅れていることが原因であることが多いです。シャトルが打たれた瞬間に適切な方向に体重移動ができていれば、利き手で十分に届く範囲で捉えることができます。
距離感を養うためには、ノック練習などで様々なコースに打ち分けてもらい、自分がどこまで動けば最適に打てるのかを体で覚えるのが一番の近道です。持ち替えを考える前に、まずは自分の守備範囲を正確に把握することから始めましょう。
かっこいいプレーへの憧れ
テレビや動画サイトでトッププロがアクロバティックにラケットを持ち替えてシャトルを拾う姿を見て、「自分もやってみたい!」と憧れるのはとても純粋な動機です。スポーツにおいて「かっこいい」と感じるプレーを模倣することは、モチベーション維持にも役立ちます。
しかし、プロが試合で見せる持ち替えは、数万回、数十万回という基本練習の上に成り立つ「超・例外的なプレー」であることを忘れてはいけません。彼らは基本が完璧にできているからこそ、極限状態でのアドリブとして持ち替えを成功させることができるのです。
憧れを抱くのは良いことですが、まずは「プロがなぜその時持ち替えたのか」という状況を分析してみてください。おそらく、普通なら絶対に間に合わない極限のコースを突かれた際、最後の最後で繰り出した技であることに気づくはずです。その前提を理解することが、正しい上達への第一歩となります。
どうしても持ち替えたい人への練習法とコツ

「それでも両利きになりたい」「緊急時のために反対の手も使えるようにしたい」という情熱を持つ方のために、ルール違反にならない範囲で効率的に利き手じゃない方を鍛える練習法をご紹介します。遊び感覚で取り入れてみると、意外な発見があるかもしれません。
壁打ちで感覚を養う
最も手軽で効果的なのが、利き手じゃない方での「壁打ち」です。まずはラケットを反対の手で持ち、至近距離から壁に向かってシャトルを打ちます。この際、最初は強く打つ必要はありません。シャトルがラケットのどこに当たっているかを確認しながら、優しく当てて返しましょう。
反対の手を使うと、普段いかに利き手で繊細なタッチを行っているかがよく分かります。壁打ちを繰り返すことで、利き手じゃない方の腕の筋肉や神経が刺激され、空間認識能力が高まります。これがスムーズにできるようになると、実戦で咄嗟に手が出た際も空振りを防げるようになります。
また、壁打ちを両方の手で交互に行うのもおすすめです。右手で打ってから左手に持ち替えて打つ、という練習を繰り返すことで、持ち替える動作そのもののスピードを上げることができます。これはコーディネーション(体の連動)能力を高める良いトレーニングになります。
日常生活で「逆の手」を使ってみる
コート外での地味な努力も、実は効果的です。日常生活の中で、意識的に利き手じゃない方の手を使ってみましょう。例えば、食事の時の箸を持つ(難しい場合はスプーンから)、歯を磨く、ドアノブを回す、スマートフォンの操作をするなど、些細なことから始めます。
これには「脳の可塑性」を刺激する効果があり、利き手じゃない方の手を思い通りに動かすための神経回路を強化してくれます。バドミントンに限らず、反対の手を使えるようになることは身体バランスを整えることにも繋がります。
もちろん、無理をしてストレスを溜める必要はありません。リラックスした状態で「今日は左手で水を飲んでみよう」といった遊び心が大切です。こうした日常の積み重ねが、コート上での咄嗟の反応をサポートしてくれるかもしれません。
持ち替えの「フォーム」を固定する
実戦で使うことを想定するなら、持ち替える際の「型」を決めておく必要があります。ラケットを右手から左手へ移動させる際、どの高さで、どのように手を通すのかを反復して練習します。基本的には胸の前で最短距離を移動させるのが最も効率的です。
また、反対の手で持つ時の「グリップ」も重要です。焦っていると握りが深すぎたり浅すぎたりして、ショットが安定しません。利き手と同じように、リラックスしたイースタングリップ(包丁を握るような形)が瞬時に作れるように練習しておきましょう。
持ち替えそのものを「一つの技術」として型を固定することで、無駄な動作が削ぎ落とされます。迷いなく持ち替えられるようになれば、デメリットとして挙げたタイムラグを最小限に抑えることが可能になります。
バドミントンの「持ち替え」に関するよくある疑問Q&A

ここでは、バドミントンのルールやプレー中の手の使い方に関して、多くの人が抱きやすい疑問をまとめて解消していきます。曖昧な知識をクリアにして、自信を持ってプレーしましょう。
Q. 試合の途中で何度も持ち替えても本当に大丈夫?
A. はい、全く問題ありません。
極端な話、一回のラリーの中で10回持ち替えたとしても、それ自体が反則になることはありません。ただし、前述の通り持ち替えには隙が生まれるため、戦術的に不利になることが多いだけです。審判からマナー違反を指摘されることも基本的にはありませんので、安心して自分のスタイルを貫いてください。
Q. ラケットを両手で持って「野球のバッティング」のように打つのは?
A. ルール上は「セーフ」ですが、実戦では「アウト」に近いです。
両手で持って打つことは反則ではありませんが、バドミントンは手首のしなやかな動き(回内・回外)がショットの威力を生むスポーツです。両手でガッチリ固めてしまうと、この手首の動きが使えなくなり、シャトルを遠くへ飛ばすことが難しくなります。また、前後左右への素早い反応もできなくなるため、推奨されるプレーではありません。
Q. 利き手じゃない方の手に当たってシャトルが返った場合は?
A. これは明確に「反則(フォルト)」です。
ラケットを持っていない方の手にシャトルが当たったり、あるいはラケットを持っている手の手首より先に当たったりした場合は「タッチボディ(体に触れる)」という反則になります。あくまで「ラケットのガット部分(またはフレーム)」で打たなければなりません。持ち替えようとして手が空振りし、そのままシャトルが腕に当たってしまうパターンが多いので注意しましょう。
【補足】バドミントンでは、ラケットを握っている「手」そのものは、打球の瞬間においてはラケットの一部とはみなされません。指に当たってシャトルが返った場合も、基本的にはフォルトとして扱われます。
Q. どちらが利き手か分からない「両利き」の場合はどうすればいい?
A. 自分の得意な方をメインに据えつつ、自由に使い分けましょう。
元々両利きの人は、バドミントンにおいて大きなポテンシャルを持っています。基本的にはどちらか一方を「メイン」と決めて練習したほうが上達は早いですが、場面に応じて自然に手が出るのであれば、それはあなたの唯一無二の武器になります。無理に一つに絞る必要はありませんが、どちらの手でも基本のフットワークとフォームが崩れないように意識することが大切です。
まとめ:バドミントンは「利き手じゃない方」で打っても反則ではない!
今回の記事では、バドミントンで利き手じゃない方を使って打つことのルールやメリット、そしてリスクについて詳しく解説してきました。結論として、バドミントンにおいてラケットをどちらの手で持っても、あるいはラリー中に持ち替えても、一切の反則にはなりません。
しかし、ルールで認められているからといって、頻繁に持ち替えることが勝利への近道とは限りません。持ち替えには「ショット精度の低下」や「動作の遅れ」という大きなリスクが伴うため、まずは利き手でのバックハンドを極めることが、多くの場合において最善の選択となります。
【この記事のポイントまとめ】
・ラケットの持ち替えは公式ルールで完全に認められている
・二本のラケットを同時に使う、ラケットを投げて打つのは反則
・持ち替えは「リーチが広がる」メリットがあるが、「隙が生まれる」デメリットが大きい
・基本的にはバックハンドを練習することが上達への近道
・緊急時の「秘策」として練習しておくのはアリ!
バドミントンの楽しさは、その自由な戦略性にあります。基本を大切にしながらも、ルールを知ることで生まれる遊び心を忘れずに、自分なりのプレースタイルを追求してみてください。もし咄嗟に反対の手で打って素晴らしいポイントが決まったら、それはあなたの「特別な技術」として誇っていいプレーなのです。




