バドミントンの試合に出場することになった際、まず気になるのが「どのような服装で参加すればよいのか」という点ではないでしょうか。かつてはテニスなどと同様に、バドミントンも「白いウェア」が基本とされていた時代がありました。しかし、現在のルールでは白以外のカラーウェアも広く認められています。
一方で、公式大会になればなるほど、服装に関する細かな規定が存在するのも事実です。「色は何でもいいの?」「どんなロゴなら入っていても大丈夫?」といった疑問を抱えたままでは、安心して試合に集中できません。ルールを知らずに失格になってしまうような事態は、絶対に避けたいところです。
この記事では、バドミントンの試合における服装のルールについて、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説します。白以外のウェアを選ぶ際の注意点や、日本バドミントン協会が定める規定のポイントなど、大会前に知っておきたい情報を網羅しました。自分にぴったりのウェアを選んで、最高のコンディションで試合に臨みましょう。
バドミントンの試合服装は白以外でもOK?現在の基本ルール

結論から申し上げますと、現在のバドミントンの試合において、服装は白以外でも全く問題ありません。プロの試合やオリンピック、全日本選手権といった大きな大会を見ても、赤や青、イエロー、ブラックなど、非常にカラフルなユニフォームが使用されています。
かつての伝統的なスタイルから、現在は機能性とデザイン性を兼ね備えた多様なスタイルへと変化してきました。しかし、どんな色でも無条件に許可されるわけではなく、大会のグレードや主催団体によって守るべきルールが設定されています。ここでは、色に関する基本的な考え方を見ていきましょう。
以前は白が基本だった背景
バドミントンがイギリスでスポーツとして体系化された当初、服装は「白」がマナーとされていました。これはテニスと同様に、汗が目立ちにくいことや、清潔感、気品を重視する貴族のスポーツとしての名残があったためと言われています。
長い間、この「ホワイトルール」は厳格に守られてきましたが、テレビ放送の普及やカラー化、スポンサー企業の意向などにより、徐々に変化していきました。映像映えを意識したカラフルなウェアが登場したことで、観客も選手を識別しやすくなり、スポーツとしての魅力が向上したのです。
現在では、世界バドミントン連盟(BWF)や日本バドミントン協会(NBA)の規定においても、ウェアのカラー化は当然のこととして受け入れられています。そのため、白いウェアを強制されることは、一般的な公式戦ではまずありません。
現在はカラフルなウェアが主流
今のバドミントン界では、各メーカーから最新のトレンドを取り入れた鮮やかなカラーウェアが数多く販売されています。選手たちは、自分の所属チームのカラーや、自分に似合う色を選んで試合に出場しています。
特にダブルスの試合では、パートナーと同じ色のウェアを着用することが求められるケースが多く、色選びもチーム戦略の一つとなっています。色が与える心理的効果もあり、強そうに見える色や、自分のモチベーションが上がる色を選ぶ選手も少なくありません。
白以外のウェアを着用することで、個性を表現できるだけでなく、観客にとっても試合を視覚的に楽しむ要素となっています。素材の進化により、鮮やかな色であっても色落ちしにくく、高い吸汗速乾性を維持できるようになっているのも大きな特徴です。
ウェアの色よりも重要な「公認」の有無
バドミントンの試合で白以外のウェアを着用する際、色そのものよりも注意しなければならないのが「日本バドミントン協会公認」かどうかという点です。公式大会では、この公認を受けたウェアでなければ着用が認められない場合があります。
公認ウェアには、襟元や裾の内側に「日本バドミントン協会審査合格品」というタグが付いています。また、カタログなどでも公認マークが記載されているため、購入時に確認することが可能です。どんなに素敵な色であっても、この公認がないと公式戦では使えないことがあるため注意しましょう。
草トーナメントや地域の親睦大会であれば、公認ウェアでなくても参加できることが多いですが、都道府県大会や連盟主催の大会を目指すのであれば、最初から公認ウェアを揃えておくのが賢明です。ルールに基づいた適切な服装選びが、競技者としての第一歩となります。
オープン大会と公式大会での違い
服装のルールは、参加する大会の種類によって大きく異なります。スポーツ用品店などが主催する「オープン大会」では、比較的自由な服装が許される傾向にあります。Tシャツやハーフパンツであれば、メーカーを問わず白以外でも参加できるケースがほとんどです。
しかし、日本バドミントン協会や各都道府県のバドミントン協会が主催・主管する「公式大会」では、ルールが厳格に運用されます。ウェアの形、ロゴの数、色の占有率(現在は緩和されていますが)などが細かくチェックされることもあります。
自分の出場する大会が、どのような規定に基づいているのかを事前に大会要項で確認することが大切です。要項に「日本バドミントン協会競技規則に準ずる」と記載されている場合は、後述する詳細な規定を守ったウェアを準備する必要があります。
公式大会で守るべき日本バドミントン協会のウェア規定

公式な試合に出場するためには、日本バドミントン協会が定めた「競技衣料規定」を遵守しなければなりません。色が自由になったとはいえ、デザインの配置や大きさには制限があります。これは、競技の公平性を保ち、広告などの過度な露出を抑えるための措置です。
公式戦で使用できるウェアは、メーカーが協会に申請を行い、審査を通過したものに限られます。これを「審査合格品」と呼び、私たちはこの中から好きな色やデザインを選ぶことになります。具体的な規定の内容を詳しく見ていきましょう。
日本バドミントン協会審査合格品(検定マーク)とは
日本バドミントン協会の審査を通過したウェアには、必ず特定の表示がなされています。古いタイプのものでは、丸い検定シールが付けられていることもありましたが、現在はウェアの内側にプリントやタグとして記載されているのが一般的です。
もし公認されていないウェアで公式戦のコートに立とうとすると、審判から着替えを命じられたり、最悪の場合は失格になったりする恐れがあります。白以外を自由に選びたいからこそ、この最低限のルールだけは確実に押さえておく必要があります。
また、合格品であっても、自分で後から加工(刺繍や過度なプリントなど)をしてしまうと、そのウェアの合格資格が失われてしまうこともあるため、チーム名などを入れる際はショップと相談するのが安全です。
ウェアの色と柄に関する細かな注意点
以前は、ウェアの背面の色について「白が〇%以上」といった厳しい制限がありましたが、現在は大幅に緩和されています。基本的には、前面・背面ともに自由な色や柄のものを選ぶことができます。
ただし、対戦相手や審判にとって著しく眩しいものや、視認性を損なうようなデザインは避けるのがマナーです。また、シャツとパンツ(スカート)の色についても、上下で全く異なる色を組み合わせることは自由ですが、ダブルスの場合はペアで色が統一されていることが求められる大会がほとんどです。
また、シャトルの色(白)と重なって見えにくいような極端な柄は稀に問題視される可能性もありますが、市販されている公認ウェアであれば、その点も考慮してデザインされているため、過度に心配する必要はないでしょう。
広告やロゴマークの大きさの制限
ウェアにはメーカーのロゴや、チーム名、スポンサーの広告が入ることがあります。これらについても、バドミントン協会の規定で大きさと数が決まっています。例えば、メーカーのロゴは一つにつき20平方センチメートル以内といった具合です。
一般の選手が市販の公認ウェアを購入して着用する分には、最初からこの規定に収まるようにデザインされているため問題ありません。注意が必要なのは、自分でオリジナルデザインのウェアを作成したり、大きなチームロゴをプリントしたりする場合です。
ロゴが大きすぎたり、貼る位置が規定外だったりすると、公式戦では認められません。自分たちでウェアを制作する際は、バドミントン用品の専門知識があるショップに依頼し、競技規定に違反していないかを確認してもらうことが重要です。
左右の袖や前面・背面のデザインルール
ウェアのデザインは左右対称である必要はありませんが、特定の制限が存在します。例えば、左袖と右袖にそれぞれ異なるメーカーのロゴを入れることはできません。また、背面には選手名や都道府県名、チーム名などを入れる場所が指定されています。
背面に文字を入れる場合、そのフォントやサイズ、色についても読みやすさが重視されます。ゼッケンを着用する場合は、ウェアのデザインがゼッケンで隠れてしまっても問題ありませんが、ゼッケンの枠からはみ出さないように配置するのが基本です。
前面のデザインについても、胸元に大きくキャラクターが描かれているようなものは、公認ウェアとして認められていないことが多いです。あくまで「スポーツ競技用」として相応しい、洗練されたデザインのものが選ばれる傾向にあります。
学校の部活動や連盟主催の試合での注意点

日本バドミントン協会のルールとは別に、中学校や高校の部活動、あるいは地域のレディース連盟や社会人連盟などで独自のルールが設けられていることがあります。これらの組織では、教育的な観点や団体の伝統を重視するため、一般的な公式戦よりも厳格な場合が少なくありません。
「バドミントン協会のルールではOKなのに、なぜかこの大会ではダメだと言われた」というトラブルを防ぐためにも、所属する団体や出場する大会の傾向を把握しておくことが大切です。特に白以外のウェアを導入する際は、周囲への確認を怠らないようにしましょう。
中学校・高校の体育連盟(中体連・高体連)の独自ルール
中学生や高校生の大会では、日本バドミントン協会の規定に加え、中体連や高体連が定めた独自の細則が適用されます。例えば、「ウェアの襟は立っていないものに限る」「華美な装飾は避ける」といった表現で、デザインに制限がかかることがあります。
また、学校によっては「1年生は白のTシャツ、上級生になってからカラーウェア」という独自の部則が存在する場合もあります。これはルールというよりも、教育現場におけるマナーや習慣としての側面が強いものですが、部活動として活動する以上は無視できません。
大会によっては、メーカーロゴが1箇所のみと制限されている場合もあり、プロ選手が着用しているような派手なデザインのウェアが認められないケースも存在します。新しいウェアを購入する前に、必ず顧問の先生やコーチに確認することをおすすめします。
チームで揃える必要がある団体戦の服装
団体戦に出場する場合、チーム全員でウェアの「色」と「形」を揃えることが基本ルールとなっている大会が多いです。これは、チームとしての一体感を示すだけでなく、審判がどちらのチームの選手かを瞬時に判断するために必要な措置です。
もし一人だけ白以外の色を着ていたり、異なるデザインのウェアを着用していたりすると、団体戦の出場が認められない場合や、ポイントを減らされるなどのペナルティが課されるリスクがあります。オーダーユニフォームを作成する際は、予備も含めて全員分を確保しておく必要があります。
また、団体戦では背面に学校名やチーム名を入れることが義務付けられているケースが多いため、ウェア選びと同時にプリントの手配も計画的に行う必要があります。納期に時間がかかることもあるため、大会直前に慌てないようにしましょう。
ゼッケンの取り付け方と指定の書体
公式な試合では、ウェアの背面にゼッケンを着用します。このゼッケンについても、大会ごとにサイズや記載内容、取り付け方法の指定があります。一般的には「都道府県名」「所属チーム名」「氏名」を記載した布製のゼッケンを、四隅を安全ピンで留める形になります。
せっかくお気に入りの白以外のカラーウェアを着ていても、ゼッケンが斜めに付いていたり、シワが寄っていたりすると、だらしない印象を与えてしまいます。また、ゼッケン自体が規定のサイズ(通常は横30cm×縦15cm程度)に合っていないと、受付で注意を受けることもあります。
最近では、ゼッケンをアイロンで貼り付けるタイプや、マジックテープで固定するタイプもありますが、大会の規定で「安全ピンでの固定」と明記されている場合は、それに従うのが無難です。ゼッケンの文字は、遠くの審判台からもはっきりと読み取れる太いゴシック体などが推奨されます。
社会人リーグやレディース連盟の服装ルール
社会人バドミントン連盟やレディースバドミントン連盟が主催する大会でも、特有の服装文化があります。特にレディースの大会では、華やかでファッショナブルなウェアが好まれる一方で、露出が多すぎるものや、逆にあまりにもルーズな服装は敬遠される傾向にあります。
社会人リーグなどでは、スポンサーロゴの入ったウェアを着用する場合、その登録や承認が必要になることもあります。また、地域によっては「この大会では必ず指定の色のウェアを着用すること」といったローカルルールが存在することもあります。
初めて参加するリーグや連盟の試合では、先輩の選手たちがどのような服装で参加しているかを事前にリサーチしておくと安心です。周囲と調和しつつ、自分らしさを出せるウェア選びができると、試合中のコミュニケーションも円滑に進むでしょう。
試合用ユニフォーム選びで失敗しないためのポイント

バドミントンの試合服装において、白以外を選ぶ自由があるからこそ、機能面をおろそかにしてはいけません。バドミントンは「地上最速の球技」と言われるほど激しいスポーツです。見た目だけで選んでしまうと、動きにくかったり、汗でウェアが重くなったりして、パフォーマンスを下げてしまう原因になります。
ここでは、色選びと並行してチェックすべき、実用的なユニフォーム選びのポイントをご紹介します。最高のパフォーマンスを発揮するために、素材やフィット感にもこだわって選んでいきましょう。
汗を素早く逃がす「吸汗速乾性」の重要性
バドミントンの試合は、冬場であっても大量の汗をかきます。そのため、ウェアには「吸汗速乾性」が欠かせません。綿100%のTシャツなどは、汗を吸うと重くなり、肌に張り付いて動きを阻害するため、試合には不向きです。
最新の競技用ウェアは、ポリエステルを主成分とした特殊な繊維で作られており、汗をかいてもすぐに蒸発させてくれます。これにより、常にさらっとした着心地を維持でき、体温の上がりすぎを防ぐ効果もあります。
【吸汗速乾ウェアのメリット】
・汗による重みを感じず、軽快な動きを維持できる
・肌へのベタつきを抑え、集中力を切らさない
・洗濯後の乾きが非常に早く、連日の試合でも安心
白以外のウェア、特に濃い色のウェアを選ぶ際は、汗染みが目立ちにくいという利点もあります。機能性の高いウェアを選ぶことは、体力の消耗を抑えることにも繋がります。
激しい動きを妨げない「ストレッチ性」とサイズ感
バドミントンは、大きく足を踏み込んだり、腕を高く伸ばしてスマッシュを打ったりと、全身をダイナミックに使います。ウェアに「ストレッチ性」がないと、肩周りや股関節の動きが制限され、本来の可動域でプレーができなくなってしまいます。
また、サイズ選びも非常に重要です。ゆったりしすぎていると、ラケットのグリップが服に引っかかったり、空気抵抗になったりします。逆にタイトすぎると、筋肉の動きを妨げてしまいます。自分の体型にフィットしつつ、四方に伸びる素材のものを選びましょう。
試着の際は、実際にスイングの動作をしてみたり、深く屈伸をしてみたりして、突っ張り感がないかを確認することが失敗を防ぐコツです。最近では、筋肉の動きをサポートするコンプレッションウェアをインナーとして着用する選手も増えています。
季節に応じた体温調整機能とUVカット
バドミントンは基本的に屋内競技ですが、体育館内の環境は季節によって大きく変化します。夏場の体育館は非常に高温になるため、通気性に優れたクール機能を持つウェアが重宝されます。キシリトールなどを配合し、衣服内の温度を低く保つ素材も人気です。
一方、冬場の試合では、試合前やインターバル中に体が冷えないように工夫する必要があります。薄手であっても保温性の高いインナーを併用したり、公認のウォームアップウェアを準備したりすることが大切です。
また、意外と忘れがちなのが「UVカット」機能です。体育館の窓から差し込む日光は、長時間浴びると疲労の原因になります。白以外のウェアには、紫外線を反射・吸収する機能が高いものも多いため、屋外での移動や待ち時間も含めて体を守る助けになります。
自分に似合うパーソナルカラーとモチベーション
服装のルールをクリアした上で最後にこだわりたいのが、自分に似合う色を選ぶことです。自分に似合う色(パーソナルカラー)を着用すると、顔色が明るく見え、自信を持ってコートに立てるという心理的なメリットがあります。
例えば、情熱的な「赤」は攻撃的なプレーを引き出し、冷静沈着な「青」はコントロールを重視するプレーに適していると言われることもあります。白以外のウェアを選ぶ最大の楽しみは、こうした色の力を借りて自分をプロデュースできる点にあります。
お気に入りのウェアを着用することは、想像以上に大きなモチベーションアップに繋がります。「このウェアを着ているときは負けない」といったジンクスを持つ選手もいるほどです。自分の気分が上がる色を選んで、試合を楽しむ心の準備を整えましょう。
ユニフォームと一緒に揃えたい服装・アイテムのルール

試合に出るために必要なのは、シャツだけではありません。パンツやスカート、ソックス、シューズといったすべてのアイテムにおいて、適切なものを選ぶ必要があります。これらについても、白以外が許可されているものと、一定の制限があるものに分かれます。
全身のコーディネートを考える際に、それぞれのアイテムがバドミントンの規定に沿っているかどうかを確認していきましょう。足元から頭まで、正しく整えることで、自信を持って審判の前に立つことができます。
パンツ・スカート(ボトムス)の丈とデザイン
バドミントンのボトムスは、動きやすさを重視したハーフパンツやスカート(キュロット)が基本です。シャツと同様、これらも白以外の色が認められています。シャツと色を合わせても良いですし、あえてコントラストの効いた色を組み合わせるのもおしゃれです。
丈については、短すぎたり長すぎたりするものは避け、膝上までの長さが標準的です。また、サイドに大きなポケットがあるようなカジュアルなパンツは、指を引っ掛けて怪我をする恐れがあるため、競技用のものを着用しましょう。
女性の場合、スカートの下にインナースパッツを着用するのが一般的ですが、このスパッツの色についても、スカートと同色か、あるいは黒や紺といった落ち着いた色が推奨されます。ボトムスもシャツと同じく、公認マークの有無を確認して購入するようにしてください。
ソックス(靴下)の長さや色に規定はある?
ソックスについては、ウェアほど厳しい規定はありませんが、一般的にはバドミントン専用のスポーツソックスを着用します。色は白が主流ですが、黒やウェアの色に合わせたカラーソックスも問題なく使用できます。
ただし、長さについては「短すぎないもの」が選ばれる傾向にあります。足首を保護し、シューズとの摩擦を防ぐために、くるぶしがしっかり隠れる丈のものが適しています。また、大きなロゴやキャラクターが目立ちすぎるものは避けるのが無難です。
シューズの色の選び方とコート汚れの防止
シューズの色に関しては、全く制限がありません。かつては白が中心でしたが、現在はネオンカラーやブラック、ゴールドなど、非常に多彩なカラーリングのシューズが販売されています。ウェアが白以外なら、シューズも合わせてコーディネートを楽しむことができます。
最も重要なルールは、色ではなく「コートを汚さない、傷つけない」ことです。バドミントン専用シューズは、体育館の床に色が移らない「ノンマーキングソール」を採用しています。ランニングシューズなどで黒いゴムの跡が残ってしまうようなものは、使用厳禁です。
また、屋外で履いたシューズをそのまま体育館で履くこともマナー違反です。小石や泥がコートを傷つけ、滑りの原因になります。必ず「室内専用」として用意し、体育館の入り口で履き替えるようにしましょう。色の美しさよりも、ソールの清潔さと機能性を最優先してください。
寒い時期のジャージやウォームアップウェア
試合会場である体育館は、冬場は非常に冷え込みます。出番を待つ間や、ウォーミングアップ時には、ユニフォームの上にジャージやウィンドブレーカーを着用することになります。これらについても、公式大会では日本バドミントン協会公認のものが必要になる場合があります。
特に表彰式や整列の際には、公認のウォームアップウェアの着用を求められることがあります。白以外のカラフルなウェアの上に羽織るものとして、黒やネイビーなどの落ち着いた色のジャージを1着持っておくと、どんな色のユニフォームとも合わせやすく重宝します。
また、最近では冬場の試合でロングタイツ(アンダーウェア)を着用する選手も増えていますが、これについても大会によっては「ハーフパンツからはみ出さないこと」や「黒色に限る」といった制限がある場合があるため、事前に規定を確認しておくのが安全です。
バドミントンの試合服装で白以外を選ぶ際のまとめ
バドミントンの試合における服装は、今や「白以外も当たり前」という時代になっています。自分の好きな色やチームカラーを身に纏うことで、競技をより楽しく、前向きに取り組むことができるのは素晴らしいことです。
一方で、自由には必ずルールが伴います。最後に、試合の服装選びで特に重要なポイントを振り返りましょう。
| チェック項目 | 注意すべきポイント |
|---|---|
| 公認マーク | 公式大会では「日本バドミントン協会審査合格品」が必須。 |
| ロゴの大きさ | メーカーロゴやチーム名のサイズが規定内に収まっているか確認。 |
| 団体戦の統一感 | ペアやチームでウェアの色・デザインが揃っているか。 |
| 機能性 | 吸汗速乾性やストレッチ性があり、動きを妨げないか。 |
| 大会独自ルール | 中体連や高体連、各連盟の細則に違反していないか。 |
白以外のウェアを選ぶ際は、まず自分が出場する大会のグレードを確認しましょう。オープン大会であれば好みの色を自由に楽しみ、公式大会であれば「公認品」の中から自分に合うものを見つけるのが正解です。
ルールを守った適切な服装は、審判や対戦相手への敬意の表れでもあります。バドミントンのマナーを大切にしながら、お気に入りの一着を見つけて、コートの上で最高のパフォーマンスを披露してください。




