バドミントン専門用語初心者が覚えるべき10選|基本のショットからルールまでやさしく解説

バドミントン専門用語初心者が覚えるべき10選|基本のショットからルールまでやさしく解説
バドミントン専門用語初心者が覚えるべき10選|基本のショットからルールまでやさしく解説
ルールと初心者向け情報

バドミントンを始めたばかりの頃、練習中や試合中に飛び交う言葉が分からず戸惑った経験はありませんか。「クリアを打って!」「今はヘアピンを狙おう」と言われても、具体的な動きがイメージできないと上達の妨げになってしまいます。専門用語を知ることは、スポーツをより深く理解し、上達を早めるための第一歩です。

この記事では、バドミントン専門用語初心者が覚えるべき10選を軸に、コートで役立つ基礎知識を分かりやすく紹介します。ショットの名前から、知っておかないと損をするルール用語まで、バドミントン愛好家が日常的に使う言葉を厳選しました。この記事を読み終える頃には、コーチのアドバイスや仲間の声かけがスムーズに理解できるようになりますよ。

バドミントン専門用語初心者が覚えるべき10選!基本のショットをマスターしよう

バドミントンには多くのショットがありますが、まずは基本となる用語を覚えることが大切です。これらを知ることで、自分が今どのようなプレーをすべきか明確になります。ここでは、特に頻出する5つのショット用語から詳しく見ていきましょう。

クリア(コートの奥まで飛ばす基本のショット)

バドミントンにおいて最も基本的かつ重要なショットが「クリア」です。自分のコートの後ろから、相手コートの最も奥(バックバウンダリーライン付近)まで高く遠くへ飛ばすショットを指します。クリアには大きく分けて2つの種類があり、用途によって使い分けるのが一般的です。

1つ目は「ハイクリア」です。シャトルを高く打ち上げ、滞空時間を長くすることで、自分がセンターに戻るための時間を作ったり、体制を立て直したりする際に使用します。2つ目は「アタッキングクリア」で、相手の頭上をライナー性の速い球で抜き、相手を後ろに押しやる攻撃的なショットです。初心者のうちは、まずは高く遠くへ飛ばすハイクリアを安定させることが上達への近道です。

クリアがしっかり奥まで飛ばないと、相手にチャンスボールを与えてしまい、強力なスマッシュを打ち込まれる原因になります。ラケットを振り抜く感覚を掴み、しっかりとシャトルを遠くへ飛ばせるように練習しましょう。まずは相手の奥まで飛ばすことを意識して、ラリーを長く続ける基礎力を養ってください。

スマッシュ(最も攻撃的な決め球)

バドミントンの醍醐味とも言えるのが「スマッシュ」です。高い位置から相手コートに向かって角度をつけて鋭く打ち下ろす、最もスピードの出る攻撃的なショットです。初心者の多くが、このスマッシュを速く打ちたいと憧れるのではないでしょうか。決まると非常に爽快ですが、力任せに打つだけではなかなか決まりません。

スマッシュを成功させるポイントは、打点の高さと角度です。高い位置でシャトルを捉えることで、相手の足元に向かって沈むような鋭い軌道を作ることができます。また、全身のバネを使って、インパクトの瞬間に力を集中させることがスピードアップの秘訣です。ただし、全力で打ち続けると体力の消耗が激しいため、決定機を見極めて使うことが求められます。

初心者のうちは、速さよりも「角度」と「コース」を意識するのがおすすめです。相手のボディ(体)や、ラケットが届きにくい場所を狙うことで、時速がそれほど速くなくても得点に繋げることができます。まずは安定して下向きに打ち込む感覚を身につけ、徐々に威力を高めていきましょう。

ドロップとカット(ネット際に落とす緩急のショット)

「ドロップ」と「カット」は、どちらもコートの後ろから相手コートのネット際に落とすショットです。クリアやスマッシュと同じフォームから打つことで、相手の予測を裏切り、タイミングを外す効果があります。バドミントンは力強いショットだけでなく、こうした繊細な「緩急」を使い分けることが非常に重要です。

ドロップは、インパクトの瞬間に力を抜き、シャトルを優しく包み込むようにしてネット際へ落とします。一方でカットは、ラケット面を少し斜めに当ててシャトルを「切る」ように打ち、空気抵抗を利用して失速させながら落とすショットです。カットの方がスピードがありながら急激に落下するため、より攻撃的な性質を持っています。

これらのショットは、相手を前方に引き寄せるために有効です。相手が後ろに下がっている状態でドロップが決まれば、相手は慌てて前へ走ることになり、体力を削ることができます。クリアで後ろへ、ドロップで前へと相手を揺さぶる戦術は、バドミントンの基本戦略の1つです。ラケットワークの繊細さを磨き、相手を翻弄する楽しさを味わいましょう。

ショットの基本用語まとめ

・クリア:コートの奥まで高く飛ばす守備・調整の基本
・スマッシュ:角度をつけて鋭く打ち下ろす最大の攻撃
・ドロップ:力を抜いてネット際にふわりと落とすショット
・カット:シャトルを切るように打ち、急激に失速させて落とすショット

ヘアピン(ネット際で勝負する繊細な技術)

ネットのすぐ近くで、相手のコートのネット際ギリギリに落とすショットを「ヘアピン」と呼びます。打ったシャトルの軌道が髪を留めるヘアピンの形に似ていることからこの名前がつきました。バドミントンの中で最もネットに近く、繊細なラケットタッチが要求される技術の1つです。

ヘアピンの目的は、相手に高い球(ロブ)を打たせ、次に自分がスマッシュを打てるチャンスを作ることです。あるいは、相手がネット際まで届かなければ、そのまま得点になります。成功させるためには、ラケットの面を床と並行に近く保ち、シャトルの重みを少し感じるようにして、ネットの白い帯のすぐ上を通すイメージで打ちます。

初心者がヘアピンを打つ際は、腕だけで操作しようとせず、足を踏み込んで体全体でシャトルを迎えに行くことがコツです。また、相手のヘアピンをさらにヘアピンで返す「スピンヘアピン」という高度な技術もありますが、まずは安定してネットを越え、相手コートの近くに落とす「ストレートヘアピン」を確実に覚えましょう。

ドライブ(床と平行に鋭く打ち出すショット)

「ドライブ」は、床とほぼ平行な軌道で、ネットを低くかすめるように鋭く打つショットです。主にダブルスの試合で頻繁に使われる用語で、非常にテンポの速いラリーを生み出します。相手にシャトルを打ち上げさせたくない時や、自分たちが攻めの姿勢を崩したくない時に有効です。

ドライブの練習をすると、早いタッチでのラケット操作が身に付きます。腰の高さから肩の高さくらいに来たシャトルを、鋭く前方へ押し出すように打ちます。この際、大きなスイングは必要ありません。手首の返し(リストワーク)と指の力(グリップの握り込み)を使い、コンパクトに打つことがスピードと安定感を両立させる鍵となります。

試合中、ドライブ合戦になると非常にスピーディーでエキサイティングな展開になります。初心者のうちは、相手の正面ではなく、サイドの空いているスペースや相手の肩口などを狙って打つ練習をしてみてください。相手の体勢を崩しやすく、次の攻撃に繋げやすくなります。低く速い展開に慣れることで、ダブルスでの守備力も格段に向上します。

試合をスムーズに進めるためのサービスとレシーブの用語

バドミントンのラリーは必ず「サービス」から始まります。この開始の一打に関連する用語を正しく知っておかないと、試合がスムーズに進まないばかりか、思わぬミスで相手に点数を与えてしまうこともあります。ここではサービスに関連する重要な言葉を解説します。

サービスはただの開始合図ではなく、最初の攻撃手段です。ルールを正確に把握して有利に進めましょう。

サービス(ラリーを開始する重要な一打)

ラリーを開始するために打つ最初の一打を「サービス(またはサーブ)」と言います。バドミントンのサービスは、他のスポーツと異なり、腰よりも低い位置で打たなければならないという厳格なルールがあります。これを知らずに高い位置で打つと、すぐに反則を取られてしまうため注意が必要です。

サービスには主に2つの種類があります。1つはネット際ギリギリを狙う「ショートサービス」で、ダブルスで多用されます。もう1つは相手の頭上を高く抜いてコートの奥まで飛ばす「ロングサービス」で、主にシングルスで使用されます。どちらのサービスも、相手に有利な攻撃をさせないために、軌道の正確さが求められます。

初心者の頃は、まずロングサービスをしっかり奥まで飛ばせるように練習しましょう。奥まで飛ばないと、いきなりスマッシュを打たれてラリーが終わってしまいます。また、ショートサービスではネットにかからないギリギリの高さを意識することが大切です。サービスが安定するだけで、試合の勝率はぐっと上がります。

プッシュ(浮いたサービスを叩く攻撃)

相手が打ってきた甘い(高い)ショートサービスや、ネット際に浮いてきたシャトルを、上から素早く叩き込むショットを「プッシュ」と呼びます。その名の通り、シャトルを前方へ「押し込む」ようなイメージで打ちます。非常に攻撃的で、一気に得点に結びつきやすいプレーです。

プッシュを成功させるコツは、ラケットを大きく振らないことです。大きなスイングをするとネットに触れてしまったり(タッチネット)、シャトルを捉えるタイミングが遅れたりします。手首の弾力を使って、コンパクトに弾くように打つのが理想です。また、シャトルがネットを越えた瞬間に捉える速さが求められます。

相手のサービスが少しでも浮いたらプッシュを狙うという意識を持つことで、相手にプレッシャーを与えることができます。ただし、焦ってネットに引っ掛けてしまうミスも多いため、冷静にコースを狙う余裕も必要です。相手のボディーや、左右の空いたスペースを鋭く突くプッシュを身につけましょう。

ロブ(リフト)(相手をコート奥へ押し返す守備)

相手がネット際へ落としてきたシャトル(ドロップやヘアピン)を、コートの奥深くまで高く打ち返すショットを「ロブ」または「リフト」と言います。守備的な意味合いが強い用語ですが、相手を後ろに下げさせて自分の体勢を整えるために非常に重要な技術です。

ロブが浅くなってしまうと、相手に簡単にスマッシュを打ち込まれてしまいます。そのため、しっかりと相手コートのバックバウンダリーライン(一番後ろのライン)付近まで飛ばすことが大切です。膝を柔らかく使い、下から上へ大きくシャトルを運び上げるようなイメージで打つと、飛距離が出やすくなります。

また、ロブには守備的な「ハイロブ」だけでなく、相手の頭上をライナーで抜く攻撃的な「アタックロブ」もあります。相手の体勢が崩れている時にアタックロブを使うと、そのままエースショットになることもあります。まずは高く深いロブでしっかり守り、余裕が出てきたら速いロブで反撃する練習を取り入れてみてください。

バドミントンの「サービス」は、打つ瞬間にシャトル全体が115cm以下の高さになければならないという最新ルールがあります(公式大会の場合)。練習中も、あまり高い位置で打たないように癖をつけておきましょう。

覚えておきたい得点と試合進行に関する専門用語

バドミントンの試合に出るようになると、審判のコールや得点の数え方など、特有の用語を耳にする機会が増えます。ルールを正しく理解していないと、自分が今何点なのか、次にどちらから打てばいいのか分からずパニックになってしまいます。ここでは試合進行に不可欠な用語を整理しましょう。

ラリーポイント制とラブオール(試合開始の合図)

現在のバドミントンは「ラリーポイント制」を採用しています。これは、サーブ権に関係なく、ラリーに勝った側に1点が入る仕組みです。1ゲーム21点先取で、3ゲーム中2ゲームを先にとった方が勝利(21点3ゲームマッチ)となります。非常にシンプルで分かりやすいルールですが、1点の重みが大きいため、緊張感があります。

試合を開始する際、主審は必ず「ラブオール、プレイ」とコールします。この「ラブ」はテニスなどと同様に「0」を意味します。つまり「0対0で試合開始」という意味です。自分の得点が0点の時は「ゼロ」ではなく「ラブ」と呼ぶのが正式なマナーであることを覚えておきましょう。

また、得点をコールする際は、常に「サーバー(サービスを打つ側)」の点数から先に言います。例えば自分がサーバーで3対1で勝っているなら「3-1(スリーワン)」、負けているなら「1-3(ワンスリー)」となります。これを覚えておくと、審判のコールを聞いただけでどちらがサーブを打つ順番かがすぐに判断できるようになります。

デュース(20平からの延長戦ルール)

バドミントンにおいて、スコアが20対20で並んだ状態を「デュース」と呼びます。デュースになった場合は、先に21点を取った方が勝ちではなく、相手より「2点差」を先につけた方がそのゲームを獲得するというルールに変わります。実力が拮抗している試合で最も盛り上がる場面です。

ただし、いつまでも2点差がつかない場合に備えて、上限が決められています。どちらかの得点が先に30点に達した時点で、そのゲームは終了となります。つまり、29対29になった場合は、30点目を取った方が勝者です。この「30点打ち切り」のルールは、体力の限界や大会運営の時間を考慮して設けられています。

デュースの場面では、1つのミスが勝敗に直結するため、非常に強い精神力が求められます。「2点差をつけるまで続く」という基本ルールと、「最大30点まで」という上限ルールをセットで覚えておきましょう。最後まで諦めずにシャトルを追い続けることが、接戦を制するポイントです。

用語 意味・内容
ラブオール 0対0、試合開始の合図
デュース 20対20の同点、2点差がつくまで継続
ゲームポイント あと1点でそのゲームが終わる状態
マッチポイント あと1点で試合全体の勝利が決まる状態

インターバル(休憩時間とコーチング)

試合の途中で設けられる休憩時間のことを「インターバル」と呼びます。バドミントンでは、どちらかの点数が11点になった時に、60秒以内のインターバルが設けられます。また、ゲームとゲームの間には120秒以内のインターバルがあります。単なる休憩ではなく、戦術を確認する貴重な時間です。

インターバル中には、コーチからアドバイス(コーチング)を受けることが認められています。水分補給をしながら、自分のミスがどこにあったのか、相手の弱点はどこかなどを整理する時間として活用しましょう。60秒という時間は意外と短いため、効率よく体力を回復させることが求められます。

初心者の試合では、インターバルをどう過ごすかで後半の展開が大きく変わることも少なくありません。11点になった瞬間に、一度深呼吸をして冷静さを取り戻す習慣をつけましょう。また、インターバルが終わる際は、審判の合図に従って速やかにコートに戻るのがマナーです。試合の流れを切らさないよう、テキパキと行動しましょう。

コートのラインと反則に関する重要な用語

バドミントンのコートには多くのラインが引かれており、シングルスとダブルスで使用する範囲が異なります。これを正しく理解していないと、入ったと思ったシャトルが実はアウトだった、という悲しい事態になりかねません。また、反則(フォルト)についても覚えておくべきポイントがあります。

インとアウト(サイドとエンドの境界線)

バドミントンで最も基本的な判定用語が「イン」と「アウト」です。シャトルがコートのライン上に少しでも触れていれば「イン」、完全に外側に落ちれば「アウト」となります。判断が難しい場合もありますが、基本的にはラインに触れたら有効(イン)であると覚えておきましょう。

注意が必要なのは、シングルスとダブルスで有効なラインが変わる点です。シングルスでは、サイドラインは「内側」の線を使い、エンドライン(後ろの線)は一番外側を使います。一方、ダブルスではサイドラインは一番「外側」の線を使います。ただし、ダブルスのサービス時だけはエンドラインが「手前」の線になるという特殊なルールがあります。

初心者が特に間違えやすいのが、ダブルスのサービス場面です。横は広く、縦は短くなるため、ロングサービスを打つ際は注意が必要です。コートのライン構成を頭に入れておくことで、無駄なアウトを防ぎ、相手の打った球がアウトかどうかを正確に見極める「ジャッジ」の能力が向上します。

フォルト(反則の種類と注意点)

バドミントンでルールに違反することを「フォルト(Fault)」と言います。フォルトをすると、相手に1点が入り、サーブ権も相手に移ります。初心者がやってしまいがちなフォルトにはいくつかの典型的なパターンがあるため、しっかりと把握しておきましょう。

代表的なものに、ネットに体やラケットが触れてしまう「タッチネット」、シャトルをラケットの上で転がしたり2回打ってしまったりする「ドリブル(ダブルタッチ)」、ネットを越える前にシャトルを打ってしまう「オーバーネット」などがあります。また、サービス時に足が地面から離れたりラインを踏んだりする「フットフォルト」も注意が必要です。

特にオーバーネットは、熱くなってネット際でプッシュを打とうとする際によく起こります。ラケットがネットを越えて相手側に入ってしまわないよう、シャトルがこちらのコートに来るのを待ってから打つ意識が大切です。フォルトは自分のミスで相手に得点を与えてしまうため、丁寧なプレーを心がけることで未然に防ぎましょう。

レット(やり直しのルール)

不測の事態が起きた際に、ラリーを無効にしてやり直すことを「レット(Let)」と呼びます。レットが宣告されると、点数は動かず、同じサーバーがもう一度サービスを打ち直します。どんな時にレットになるかを知っておくと、トラブルの際も落ち着いて対応できます。

よくあるケースとしては、隣のコートからシャトルが飛んできてプレーの邪魔になった場合や、レシーバーの準備ができる前にサービスが打たれた場合、あるいはシャトルが壊れて羽が飛び散った場合などが挙げられます。また、審判がインかアウトか判断できなかった場合もレットとなり、やり直しが行われます。

もし自分のコートに隣からシャトルが入ってきたら、無理にプレーを続けず、すぐに手を挙げて中断を知らせましょう。安全面からも、危険だと判断した場合はプレーを止めることが推奨されます。レットは「公正な試合を行うためのやり直し」ですので、何か異変があった際は遠慮せずに申し出ることが大切です。

コートと反則の要点チェック

・シングルス:横は狭く、縦は一番奥まで。
・ダブルス:横は広く、縦は基本奥まで(サービス時のみ手前)。
・フォルト:反則。相手に点数が入る。
・レット:やり直し。点数は変わらず打ち直し。

上達のために知っておきたい動きと道具の用語

最後に、技術をさらに向上させるために欠かせない、体の動きや道具に関する用語を解説します。これらは日常の練習メニューやアドバイスの中で頻繁に使われる言葉です。正しい意味を知ることで、意識すべきポイントがより明確になり、練習の質が高まります。

ホームポジション(常に中心へ戻る意識)

「ホームポジション」とは、コート内での自分の基本位置のことを指します。シングルスでは、コートのほぼ中央(サービスラインの少し後ろあたり)がホームポジションとなります。ショットを打った後、すぐにこの場所に戻ることで、相手がどこに打ってきても対応しやすくなります。

初心者の多くは、打った場所にそのまま留まってしまう「居付き」の状態になりがちです。しかし、バドミントンはシャトルが非常に速いため、打った後の戻りが遅れると、次の球に間に合いません。どんなショットを打った後でも、素早くホームポジションにステップして戻る習慣をつけることが、守備範囲を広げる最大のコツです。

ホームポジションは単なる場所の名前ではなく、「次の動作への準備地点」という意味合いがあります。常にセンターを意識して動くことで、前後の揺さぶりにも強くなります。練習中から「打ったら戻る」をセットで考えるようにしましょう。この意識が身につくだけで、フットワークの見違えるような改善が期待できます。

スプリットステップ(素早い動き出しのコツ)

「スプリットステップ」は、相手がシャトルを打つ瞬間に軽くジャンプし、着地の反動を利用して素早く動き出すテクニックです。トップ選手の試合をよく見ると、相手が打つ直前に「ピョン」と小さく跳ねているのが分かります。これが、爆発的なスピードでの動き出しを可能にしています。

このステップを覚えると、自分の足が地面に張り付いてしまうのを防ぎ、一歩目の反応が格段に速くなります。コツは、相手がインパクトするタイミングに合わせて、両足で軽く地面を蹴ることです。着地した瞬間に、行きたい方向へ体重を移動させることで、スムーズにフットワークを開始できます。

初心者のうちはタイミングを合わせるのが難しいかもしれませんが、まずは「止まったまま待たない」ことから始めましょう。リズムを取るように軽く膝を使い、相手の打球に合わせてステップを入れる練習を繰り返してください。この動きが自然にできるようになれば、今まで届かなかったシャトルにも手が届くようになります。

ラケットの各部名称とガットのテンション

上達してくると、自分の道具にもこだわりが出てくるはずです。ラケットの「フレーム(頭の部分)」「シャフト(棒の部分)」「グリップ(持つ部分)」といった名称を覚えるのはもちろんですが、特に重要なのが「ガット(ストリング)」と「テンション」という用語です。

ガットを張る強さのことを「テンション」と言い、「ポンド(lb)」という単位で表されます。初心者の場合は、18〜22ポンド程度の低めのテンションから始めるのが一般的です。テンションが低いと、トランポリンのようにシャトルを楽に遠くへ飛ばすことができます。逆に高テンションはコントロール性が増しますが、相応の筋力と技術が必要になります。

また、シャトルを打つ場所で最もよく飛ぶポイントを「スイートスポット」と呼びます。ラケット面の中心付近にあり、ここで捉えると心地よい打球音とともに鋭い球が飛びます。自分のラケットの特性を知り、最適なテンションを見つけることもバドミントンの楽しみの1つです。道具への理解を深めて、より自分に合ったプレー環境を整えていきましょう。

フットワークを磨く際は、常に「ホームポジション」と「スプリットステップ」を意識しましょう。道具については、まずは標準的なテンションから始めるのが無難です。

バドミントン専門用語初心者が覚えるべき10選のまとめ

まとめ
まとめ

この記事では、バドミントンを始めたばかりの方がまず覚えるべき専門用語について詳しく解説しました。ここで紹介したバドミントン専門用語初心者が覚えるべき10選を理解しておくことで、練習や試合でのコミュニケーションが劇的にスムーズになります。最後におさらいとして、重要なポイントを振り返りましょう。

まずショット用語では、基本の「クリア」、攻撃の「スマッシュ」、繊細な「ドロップ・カット」「ヘアピン」、そしてスピード感のある「ドライブ」を覚えることが重要です。これらを組み合わせることで、バドミントンらしい戦略的なラリーを楽しむことができます。それぞれのショットの役割を意識して練習に取り組んでみてください。

次にルールや試合進行については、ラリー開始の「サービス」、0対0を意味する「ラブオール」、接戦時に重要な「デュース」の仕組みを正しく把握しましょう。また、コート内の「イン・アウト」の判定基準や、反則を指す「フォルト」を知っておくことは、自分自身のプレーを守ることにも繋がります。

上達のためには、常にコートの中央を意識する「ホームポジション」や、素早い動き出しを助ける「スプリットステップ」といった動きの用語も欠かせません。言葉の意味が分かれば、頭の中にあるイメージと実際の体の動きがリンクしやすくなり、成長のスピードが加速します。バドミントン専門用語を味方につけて、日々の練習をさらに充実させていきましょう。

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