バドミントンの試合中、ネット際にポトリと落ちたシャトルをどちらが拾うべきか迷ったことはありませんか。バドミントンは非常にスピード感のあるスポーツですが、プレーが止まった瞬間の振る舞いこそ、その人の競技者としての質が問われる場面でもあります。
特にネット際のシャトルを拾うマナーは、対戦相手への敬意を示す大切なポイントです。初心者の方はもちろん、経験者の方も意外と自己流になってしまっていることが多い部分でもあります。基本を再確認することで、より楽しくスムーズにプレーできるようになります。
この記事では、バドミントンでネット際のシャトルを拾うマナーを中心に、相手に返す時の具体的な作法や注意点を詳しく解説します。マナーを身につけて、コートの上でスマートに立ち振る舞える選手を目指しましょう。最後まで読むことで、明日からの練習や試合がもっと楽しくなるはずです。
バドミントンでネット際のシャトルを拾うマナーと優先順位

バドミントンの試合中、プレーが途切れた際にシャトルを拾い上げる動作は、単なる準備作業ではありません。そこには対戦相手を尊重し、競技を円滑に進めるための大切なマナーが含まれています。まずは、誰がいつ拾うべきかという基本から見ていきましょう。
シャトルが落ちた側の選手が拾うのが原則
バドミントンにおいて、シャトルを拾い上げるのは「シャトルが落ちたコート側にいる選手」が担当するのが基本的なルールであり、最大のマナーです。ネットのイン、アウトに関わらず、自分のコート内にシャトルがある場合は、自分から積極的に手を伸ばしましょう。
このルールが徹底されていることで、相手がわざわざネットを越えてシャトルを取りに来る必要がなくなり、試合の進行が非常にスムーズになります。もし相手のショットがネットに当たって自分の足元に落ちた場合、失点のショックはあるかもしれませんが、まずはシャトルを拾うのが礼儀です。
稀に、シャトルを拾わずに相手が取りに来るのを待ってしまう方がいますが、これは非常に失礼な行為と見なされます。たとえ疲れていても、落ちた場所から一番近い自分が責任を持ってシャトルを確保し、次のラリーへの準備を整える姿勢を見せることが大切です。
ネットの真下に落ちた場合の対応方法
シャトルがネットの真下、つまりセンターライン付近に落ちた場合は、どちらが拾うべきか判断に迷うことがあります。このような状況では、「自分に近いと感じた方」が率先して拾い上げるのが、バドミントンにおける大人の対応です。
どちらも遠慮して動かないでいると、試合のテンポが悪くなってしまいます。もし相手と同時に動き出してしまったら、笑顔で譲るか、あるいは「拾います」という意志を見せて素早く行動しましょう。特にお互いがネット際に詰めていた場合は、アイコンタクトを取るとスムーズです。
基本的には、次にサーブを打つ側にシャトルを渡す必要があるため、レシーブ側が拾ってサーバーに渡す流れが一般的です。ネット直下であっても、相手に歩かせる距離を短くしてあげるという「おもてなし」の精神を持つことが、良好なコミュニケーションに繋がります。
相手に渡すタイミングを見極める重要性
シャトルを拾い上げた後、すぐに相手に投げ返せば良いというわけではありません。相手がシャトルを受け取る準備ができていない時に渡してしまうと、シャトルが床に落ちてしまい、二度手間になってしまいます。これは相手にとってもストレスになりかねません。
シャトルを返す際は、必ず相手と目が合ってから渡すようにしましょう。相手が呼吸を整えていたり、パートナーと作戦会議をしていたりする場合は、少し待つのがマナーです。相手がこちらを向き、手を出したりラケットを構えたりした瞬間が、最適な受け渡しのタイミングです。
また、相手が汗を拭いている際や水分補給をしている時にシャトルを渡すのも避けましょう。試合の主導権を握るため、わざと早く渡して急かすような行為はアンプレーヤーライク(スポーツマンシップに反する)と見なされることもあります。ゆとりを持った対応が、自身のプレーの安定にも寄与します。
相手にシャトルを返す時の具体的な作法と注意点

シャトルを拾った後、どのように相手に届けるか。この「渡し方」にも、バドミントン特有の美しい所作があります。ただ返せば良いという考えではなく、相手が最も受け取りやすい方法を選択することが、一流のプレーヤーへの第一歩です。
ラケットを使って渡す際の手順と注意点
多くの経験者が行うのが、ラケットの上にシャトルを乗せて、あるいはラケットの面で軽く押し出すようにして渡す方法です。この時、シャトルが相手の胸元から顔の高さあたりに、ふわりと山なりに届くようにコントロールするのが理想的です。
強すぎるショットで返したり、低すぎる弾道で渡したりするのは控えましょう。特に相手がラケットでキャッチしやすいよう、シャトルのコルク(先端の丸い部分)が相手の方を向くように飛ばせると非常にスマートです。ラケットワークの練習にもなるため、丁寧に行う癖をつけましょう。
また、ラケットで床にあるシャトルを掬い上げる動作は効率的ですが、床にラケットを強く擦りすぎないよう注意が必要です。コートを傷つける原因になりますし、ガット(網)の劣化も早めます。軽やかなタッチでシャトルを浮かせ、そのまま相手へ届ける動作は、見ていても非常に美しいものです。
手で拾って投げ渡す時のコントロール
初心者の方や、ラケットでのコントロールに自信がない場合は、手で拾ってから丁寧に投げ渡すのが最も確実で礼儀正しい方法です。この時も、下手から放り投げるようにして、相手が直接手やラケットで受け取れる位置を目指しましょう。
野球のボールを投げるような上手(オーバーハンド)での強い返球は厳禁です。相手に威圧感を与えてしまいますし、受け取りにくいためです。あくまで「どうぞ」という気持ちを込めて、優しくアンダーハンドで渡すのが、バドミントンでの共通したマナーとなっています。
もし距離がある場合は、一度に届けようとして力むよりも、コントロールを重視してください。また、投げ渡す瞬間に「お願いします」と一言添えたり、軽く会釈をしたりするだけで、コート内の雰囲気は格段に良くなります。こうした小さな積み重ねが、試合の質を高めてくれます。
ネットの上を通すか下を通すかの判断基準
シャトルを返す際、ネットの上を通すべきか、それともネットの下(床に近い隙間)を通すべきか迷うことがあります。基本的には、「ネットの上を通して渡す」のが正解です。これは、相手が立っている状態で自然に受け取れる高さを提供するためです。
ネットの下を通してしまうと、相手は再び腰をかがめてシャトルを拾わなければなりません。これではマナーとして不十分です。たとえネットのすぐ近くで拾ったとしても、一度自分の方へ引いてから山なりにネットを越えさせる工夫が必要です。相手の動きを最小限にする気遣いが求められます。
ただし、公式戦ではなく練習中などで、お互いの距離が極端に近く、かつ相手が「下から通して」というジェスチャーをしている場合に限り、下を通すこともあります。しかし、基本はあくまで「上から、ふわりと」であることを忘れないようにしましょう。以下の表に良い例と悪い例をまとめました。
| 項目 | 良い例(Good) | 悪い例(Bad) |
|---|---|---|
| 渡す高さ | 相手の胸元付近へ山なり | 足元へ転がす、顔を狙う |
| 渡す速さ | ゆっくりと受け取りやすい速度 | スマッシュのように打ち込む |
| タイミング | 相手と目が合ってから | 相手が背を向けている時に渡す |
| 身体の向き | 相手に正対して渡す | 横を向いたまま適当に流す |
試合の流れを止めないためのスムーズな動作の秘訣

バドミントンは精神的なリズムが重要なスポーツです。シャトルを拾う動作がもたつくと、自分自身の集中力が切れるだけでなく、対戦相手のリズムも崩してしまいます。スマートな身のこなしは、試合を有利に進める要素の一つにもなり得ます。
自分が拾うべきかどうか瞬時に判断する
シャトルが床に落ちた瞬間、マナーが良い選手はすでに動き始めています。自分のコートに落ちたなら、「あ、自分が拾うんだ」と即座に判断することが大切です。ここで一瞬の迷いがあると、相手が気を利かせて動いてしまい、お見合い状態になって気まずい思いをすることがあります。
特にネット際での攻防の後は、お互いに息が上がっている状態です。その状況でも「マナーとして自分が拾う」という意識が自動的に働くようになれば、無駄な思考を使わずに済みます。自分の役割を明確に認識し、流れるようにシャトルを確保する動作を習慣化しましょう。
また、明らかに相手のミスでシャトルが自分の近くに落ちた場合、ついつい「相手が拾うべきだ」と考えてしまいがちですが、それはバドミントンのマナーにはありません。どこに落ちていても、自分のテリトリー内にあるシャトルは自分の責任で管理するという意識を持ちましょう。
シャトルを持っていない側の選手の動き
自分がシャトルを拾わない側(例えば、相手のコートにシャトルが落ちた場合)の時も、実はやるべきことがあります。それは、「相手がシャトルを渡しやすい位置に移動する」ことです。相手が拾い上げたのを確認したら、中央付近の受け取りやすい場所へ移動しましょう。
相手がシャトルを拾って顔を上げた時、自分がどこにいるか分からない状態では、相手は渡すのに困ってしまいます。ネットを挟んで正対し、「いつでも受け取れますよ」という姿勢を見せることで、相手も安心してシャトルを届けることができます。これも立派な連携マナーの一つです。
また、相手がシャトルを拾う間、ただ突っ立っているのではなく、軽くステップを踏んだりして自身のコンディションを維持することも大切です。相手の動作を待つ時間も、試合の一部として有効に活用しましょう。お互いに準備ができている状態を作ることが、再開後のスムーズな展開を生みます。
ミスをした直後のマナーと気持ちの切り替え
ネットに引っ掛けてしまったり、ネット際で甘い球を打って決められたりした直後は、どうしても悔しさや苛立ちが顔に出てしまうものです。しかし、そんな時こそ「丁寧にシャトルを拾う」動作が、メンタルコントロールに役立ちます。雑な扱いをすると、さらにプレーが荒れる原因になります。
悔しさのあまりシャトルを乱暴に叩いたり、ラケットで地面を叩いたりするのは絶対に避けましょう。それはマナー違反であるだけでなく、自分の品格を落とす行為です。深く呼吸をし、一歩一歩シャトルに近づき、丁寧に相手に渡す。この一連の動作が、昂ぶった感情を沈めるスイッチになります。
ミスをした後、無言でシャトルを相手に投げ渡すのではなく、軽く「すみません」とジェスチャーを加えるだけでも、対戦相手との良好な関係が保てます。バドミントンは相手がいて初めて成立する競技です。どんな状況でも礼節を保つことが、結果として良いプレーを引き寄せることになります。
スムーズな動作のポイント
・シャトルが落ちたら迷わず自分が拾いに行く意識を持つ。
・相手が拾う側なら、受け取りやすいポジションで待つ。
・感情的にならず、所作を丁寧にすることで心を整える。
ダブルス競技で意識したいネット際の連携と役割

ダブルスではコート上に4人のプレーヤーがいるため、ネット際のシャトルを拾う際にも独特の配慮が必要です。パートナーとの連携を乱さず、かつ相手ペアに対しても失礼のない振る舞いが求められます。ダブルスならではの「気遣い」について解説します。
前衛と後衛のどちらが拾うべきか
ダブルスにおいて、ネット際に落ちたシャトルを拾うのは、基本的に「前衛(ネットに近い方)の選手」の役割です。後衛の選手がわざわざ前に出てくるよりも、前衛がサッと拾い上げる方が効率的ですし、パートナーの体力を温存させることにも繋がります。
もし自分が前衛にいて、シャトルが目の前に落ちたなら、後ろのパートナーに任せるのではなく、自ら進んで拾いましょう。逆に自分が後衛の時にパートナーがミスをしてしまった場合などは、「どんまい」と声をかけつつ、パートナーが拾いやすいようにスペースを空けてあげる配慮も必要です。
状況によっては、前衛の選手が大きく動かされて体勢を崩していることもあります。その場合は後衛の選手が「拾うよ」と声をかけてフォローしましょう。ダブルスは助け合いのスポーツです。拾う動作一つをとっても、二人のチームワークが試されていると考えましょう。
パートナーへの配慮とシャトルの受け渡し
拾ったシャトルをどちらに渡すかも重要です。原則として、「次にサーブを打つ相手選手」に直接渡すのが最も親切です。もし誰がサーバーか分からない場合は、相手ペアの間の取りやすい位置へ返すのが無難です。この時、自分のパートナーに渡して、パートナーから相手に返してもらう必要はありません。
また、パートナーがシャトルを拾ってくれた際は、「ありがとう」と一言添えるのが望ましいです。当たり前のことのように思えますが、激しいラリーの後などでは忘れがちです。こうした小さな感謝の積み重ねが、ペアとしての信頼関係を強固にし、勝負どころでの粘り強さに繋がっていきます。
さらに、自分がシャトルを拾う際に、パートナーがまだ前のラリーの反省などで下を向いている場合は、相手への返球を少し待ってあげましょう。ペアとしての準備が整っていないうちに試合を再開させないよう、拾う側が全体の状況を把握してコントロールする意識を持つことが大切です。
相手ペアに対しても誠実な態度を保つ
ダブルスでは、相手ペアのどちらか一人が極端に疲れている、あるいは調子を落としていることが目に見えて分かる場合があります。そんな時に、わざとシャトルを拾わずに相手に拾わせたり、遠い場所にシャトルを返したりする嫌がらせのような行為は、マナーの観点から絶対に許されません。
相手の二人がどちらも拾いに行こうとせず、困っている様子であれば、自分のコートに近くなくても「私が拾いますね」と声をかけて動くくらいの余裕を持ちたいものです。コート上の4人全員が気持ちよくプレーできる環境を作るのは、その場にいる全員の責任です。
相手が良いプレーで決めた際は、「ナイスショットです」と称えながらシャトルを拾い、丁寧に返しましょう。敵対心を持つことと、礼儀を欠くことは別物です。誠実な態度は相手からの敬意も引き出し、結果としてレベルの高い、白熱した試合を楽しむことができるようになります。
ダブルスでの暗黙のルールとして、ミスをした本人がシャトルを拾いに行くというものがあります。ただし、これは自罰的な意味ではなく「申し訳ない」という気持ちの表れです。パートナーが先に動いてくれた場合は、素直に感謝して次のプレーに集中しましょう。
やってしまいがちなマナー違反と改善ポイント

無意識のうちにやってしまっている動作が、実は相手を不快にさせているかもしれません。ここでは、バドミントン界で特に嫌がられる「ネット際でのNG行為」を具体的に挙げます。もし自分に当てはまるものがあれば、今日から意識して直していきましょう。
相手を見ずにシャトルを打ち返す行為
拾ったシャトルを相手に返す際、相手の方を全く見ずに、ラケットで適当に弾き飛ばす行為は非常に失礼なマナー違反です。シャトルがどこへ行くか分からないため危険ですし、何より「相手を敬う気持ちがない」と受け取られてしまいます。
たとえどんなに疲れていても、一度立ち止まって相手の目を確認し、狙った場所へ丁寧に届けることが基本です。ノールックでシャトルを返すのは、傲慢な態度に見えるだけでなく、コントロールを誤ってネットに引っ掛け、結局相手に拾わせるという無様な結果を招くこともあります。
改善するためには、「シャトルを渡すまでが1ラリー」という意識を持つことです。点数が決まった瞬間に集中を切らすのではなく、相手の手元にシャトルが収まるまでをプレーの一部と捉えれば、自然と丁寧な所作が身についていきます。視線を合わせることは、コミュニケーションの基本です。
ネットを叩いたり触れたりする動作
自分のミスに腹を立てて、ネットをラケットで叩いたり、足で蹴ったりする行為は絶対に行ってはいけません。ネットは繊細な道具であり、強い衝撃を与えると歪んだり切れたりする恐れがあります。公共の施設やクラブの備品を大切に扱うのは、競技者以前に一社会人としてのマナーです。
また、シャトルを拾う際に手を滑らせてネットを掴んでしまうのも、できるだけ避けたい動作です。特に支柱を揺らしてしまうと、隣のコートで試合をしている人たちの迷惑にもなります。ネット際は非常にデリケートなエリアであることを常に意識して、静かに動くように心がけましょう。
もし誤ってネットに触れてしまったら、すぐに相手に手を挙げて謝意を示しましょう。マナー違反を犯した自覚を持ち、誠実に対応することでトラブルを防ぐことができます。道具に対する敬意は、そのまま競技に対する情熱の深さを表すと言っても過言ではありません。
シャトルを足で扱うことの厳禁ルール
バドミントンにおいて、「シャトルを足で蹴る、足で動かす」ことは最大のタブーの一つです。サッカーのように足でシャトルを扱って相手に寄せる行為は、シャトルを汚し、羽根を傷める原因になります。また、相手に対しても非常に侮辱的な行為と受け取られます。
どんなに遠くにシャトルがあっても、必ず歩み寄って手かラケットで拾いましょう。楽をしようとして足を使うのは、競技へのリスペクトが欠けている証拠です。羽根が一本でも折れるとシャトルの飛行曲線は変わってしまいます。高価な消耗品であるシャトルを大切に扱うことは、プレーの質を守ることでもあります。
また、床に落ちたシャトルをラケットで強く叩きつけて移動させるのも控えましょう。シャトルの寿命を縮めるだけでなく、見た目にも美しくありません。常に「次のラリーを最高の状態で行うために、シャトルを優しく扱う」という意識を持つことが、全てのマナーの根底にあります。
バドミントンでネット際のシャトルを拾うマナーのまとめ
バドミントンにおいて、ネット際のシャトルを拾うマナーは、単なる作法ではなく「相手への敬意と円滑な試合進行のための気遣い」そのものです。まず、シャトルが自分のコート側に落ちた場合は、迷わず自分が拾いに行くという優先順位を徹底しましょう。
相手に返す時は、必ず相手の目を見て準備ができているかを確認し、ラケットや手を使って山なりの優しい軌道で届けます。ネットの上を通すことが基本であり、相手が立ったまま受け取れるように配慮することが重要です。ダブルスでは前衛が積極的に拾うなど、パートナーとの役割分担も意識しましょう。
また、ミスをした後の感情コントロールを拾う動作に反映させ、シャトルやネットを乱暴に扱うこと、特に足でシャトルを動かすことは厳禁です。これらのマナーを守ることで、対戦相手との信頼関係が築かれ、結果として自分自身の集中力やプレーの質も高まっていきます。
コート内でのスマートな立ち振る舞いは、実力以上にその人の魅力を引き立てます。正しいマナーを身につけて、お互いに気持ちよく、白熱したバドミントンを楽しみましょう。あなたの丁寧な一振りと一所作が、より良いスポーツ環境を作っていきます。



